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現実を諦めたら、少女に愛されてしまいました(未完)

トンッ。
エンターキーを押して、長く一息をついた。

「終わった…できたぁぁぁぁぁあ!」

納期ギリギリの2万字のデータ。ゲームのシナリオだ。

(あ、なんかほっとしたら急に眠気が……。〆切終わったら冷蔵庫の整理がてらボルシチでも作るつもりだったんだけどな……)

カーペットに正座したまま、視点が天井を仰ぎ背面の壁まで流れてゆく。そのまま私は意識を手放してしまった。

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