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ぼくらと猿と春のうた(未完)

時折、夢を見る。ぼくたちが、まだ猿だった頃の夢。

普通なら、道具を手に入れて猿は進化した。前足を、手を使うことを覚えて、立ち上がった。

でも、夢の中のぼくには、最初から違うものがあった。音楽だ。自然の立てる音は、いつも歌となってぼくの頭の中に流れていた。

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