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日本でいかりをつくる会社は残り数軒…なぜフライパンを?伝統技術を未来に残す「cocinero」

船のいかりを作る職人が追求した理想の鉄製・鍛造フライパンが誕生しました。ご自宅のIHヒーターから、 アウトドアのたき火までさまざまなシーンで使えます。 4.0mmの厚さにより、 蓄熱性はもちろん抜群で料理を美味しく仕上げます。 テフロン加工ではなく、 使えば使うほど油が馴染んで末永く使い続けられる、 完成度の高いフライパンです。

「伝統技術を日本に残したい」という想い

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株式会社三暁は広島県福山市にある、各種鍛造や精密溶断、機械加工品の設計・製造・販売を行う会社です。2021年に創業70年を迎えます。

顧客の先にある「想い」を汲み取り、形にすることこそが「創造」と信じ、技術を磨き、創意工夫を続けている会社です。

その技術向上の連続の中で出会った伝統的な技術があります。それが船を止めるために使う錨(いかり)を製造するために、金属に熱と圧力を加えることで接合する「鍛接」という技術です。

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いかりと同じようにフライパンをつくる

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フライパンと船のいかり、全く見た目は違うものですが、どちらも基本的には同じ技術を駆使して出来るもので、職人による機械や工具の操り方次第でどんなものでも作れてしまうのが職人の強みなのです。

錨をつくる技術で、 なぜフライパンを?
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「錨をつくる技術で、 なぜフライパンを?」と思われるかもしれませんが、 フライパンをつくることはとても自然なことでした。代表の早間さんは元料理人というバックグラウンドを持っています。なので フライパンづくりには強いこだわりを持っています。 使い手の気持ちがわかるので、 開発をしながら、 使い勝手の検証ができたと言います。 

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また社内にアウトドア好きのキャンパーが多く、 鉄製フライパンへの理想像は描きやすかったのです。

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そうして完成した「cocineroフライパン」の柄とパンの間には継ぎ目がありません。これは最初から一体となっているのではなく、柄とパンを「鍛接」という技術でつなげているからです。

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鍛接を使って錨を製造する会社も現在では日本に数軒となっており、 三暁は廃業した1軒の業者からこの技術を引き継ぎました。 100年以上続いているこの伝統技術を未来へ残す使命があると考えて生まれたフライパン。過去と未来をつなぐ物としてぜひ知っておきたい逸品です。

「船のいかり製造技術を結集。 抜群の蓄熱性で料理を美味しくする鉄製 鍛造フライパン」は2021年1月17日までMakuakeにて先行発売発売を実施中。 リターンのお届けは2021年3月末を予定しています。





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