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ドラマ マイアミヴァイスから You Belong to the City ~ Glenn Frey

85年のアメリカの刑事ドラマ「マイアミヴァイス」のサントラからシングルカットされた曲。
イーグルスのグレン・フライが歌う渋くもポップな曲。

今回のお題は、

You Belong to the City ~ Glenn Frey

85年は刑事ドラマ「マイアミヴァイス」がアメリカでは大人気だった模様。
このドラマのサントラがBillboardで1位を獲得。
アメリカだけで300万枚を超える大ヒット。
そして、この曲のテーマ曲である「マイアミヴァイスのテーマ」がインスト曲でありながら、これまた1位を獲得。
インストが1位を獲るのは80年代ではこの曲と、ヴァンゲリスの「炎のランナー」のテーマ、その後は2013年まで無いという異例中の異例。
如何にこのドラマがアメリカで人気だったがよく分かる。

ちなみに日本のオリコンチャートで1位を獲ったインスト曲は、坂本龍一の「energy flow」が入ったマキシシングルらしいです。

さて話を戻して、今回のお題「You belong to the city」ですが、冒頭にも書いたように、eaglesのグレン・フライが歌う曲。
Billboardのチャートでは2位まで上昇。

サックスのソロとエレピから始まる感じは、大人のお洒落なロックという感じ。要するにAORの部類ですな。
そしてリズムが入ってくると、当時よく聴かれるシンセベースのリフ。

ドラムはこれまた80年代によく聴かれる、スネアにがっつりリバーブが効いたヤツ。
ハイハットの感じを聴くと恐らく打ち込みではないかと思っけど、Wikiを読むと違うみたい😅
でも、途中明らかに手が二本では足らないフレーズが出てきますが。。。

さらに、SaxとDrum以外は全てグレン・フライが演奏しているみたい。

楽器構成は、ベースがシンセの割にはあとはシンセらしい音は使われていなくて、エレピとオルガンとパッド系シンセとギターというシンプルな構成。

曲の構成は、A-B-Cといういたって基本的な3部構成。
サビもそれほど煽るでもなく淡々としている印象ですが、これがマイアミヴァイスというドラマの雰囲気に合っていたんでしょう。
このドラマは当時麻薬取締のドラマだというイメージがあって、マイアミってそういう所なんだ~と自分の頭に強く根付いたのです。
実際はどんなところかはその後調べるでもなく、未だにそんなイメージが付いています😅

ところで、上に貼ったYouTubeのコメントが面白い。
「80年代は輝いていた」「80年代は青春だった」「今は全然良くない」「80年代に戻りたい」的なコメントが多くて、海外でも(おそらくコメントはアメリカ人によるものと思うが)80年代って何か特別な輝きを持った時代と映ってるんだなぁ~と思った。

経済的な面を見れば、80年代は日本製品が幅を利かせ、やれSONYだTOYOTAだって言ってた時代。
一方現代はGAFAM(Google/Apple/Facebook/Amazon/MicroSoft)が世界を制覇している時代なのに、そんなアメリカでも80年代が良いと思う人がいるんだ~って思った。


今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。

ではまた次回!

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