かんじきの用の美と川端康成の妻|越後湯沢の旅 #6
こんばんは、クラフトビア子です。
越後湯沢を振り返るnoteも今回で最終です。
今晩は、湯沢で出会った雪国ならではの道具と、小説『雪国』をはじめ川端康成の数多の創作を支えた妻・秀子さんへと思いを馳せます。
駅からほど近い、リニューアルしたばかりの湯沢町歴史民俗資料館を訪ねる
越後湯沢の駅の西口からGARA方面へ徒歩10分ほど歩くと、湯沢町歴史民俗資料館「雪国館」がみえてきます。
2024年1月末にリニューアルオープンしたばかりとのことで、新しく見学しやすい館内。受付の横ではおじいさんが床に座って、観光客のお土産用に昔ながらの技法で草履を編んでいました。
湯沢町の歴史や、雪の多い土地で人々がどのような工夫をして暮らしていたのかがよくわかる、かつて使われていた道具がさまざまに展示されています。
雪国の暮らしは本当に厳しい。そんな暮らしから生まれた道具の数々
湯沢を訪ねるたびに思いますが、雪が降り積もった景色こそ美しく、スノーレジャーがたのしめますが、実際に暮らすとなると本当に大変です。
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