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飲酒ガイドラインの発表を受けて、おもうこと

こんばんは、クラフトビア子です。
2/19、昨日に厚生労働省から「飲酒ガイドライン」が公表されましたね。

ビア子と名乗り、かつ、わりとお酒の話題が多い私にとって、真摯に受け止めなくてはならない発表。

というわけで、今晩はまじめにガイドラインを読んで知ったことや気づいたこと、思うことについて書きます。


なぜ厚労省は「飲酒ガイドライン」をつくったのか考える

そもそもなぜ、「飲酒ガイドライン」が策定されることになったのでしょうか。

背景には日本の医療費の増大という大きな問題があると推察しますが、2010年代から国、というか厚労省は、国民の健康を増進するために、さまざまな施策を以前にも増して行っています。

折しも、飲酒による健康被害(アルコール中毒や生活習慣病のリスク増)や、飲酒に関連する暴力や事故が社会的・経済的に問題とされるようになりました。

アルコール中毒者などの問題飲酒者についての2013年の全国調査では、労働損失が約2兆5千億円、医療費が約4千億円など全体で3兆7千億円に上ると報告されています。

さらに、2003年の全国調査によれば、アルコールハラスメントを受けた成人は3,000万人にも達しており、そのうち1,400万人はその後の生き方や考え方に影響があったと回答しています。飲酒が起因となる、DVや児童虐待なども起こっています。

日本人女性の飲酒率が増加。それ自体を問題とするのはどうかとおもうが、リスクは高い

日本人全体の飲酒傾向は男性が減少している一方で、女性が増加していることが問題とされています。

男性の年代別飲酒率 30年ほどで全年代、とくに若年層が減っている。
(出典)厚生労働省e-ヘルスネット


一方で女性の飲酒率は増えている。特にミドル世代に顕著。
(出典)厚生労働省e-ヘルスネット

以前に書いた記事のとおり、女性の飲酒率が上がっているのは、それだけ社会進出が進み、経済力を持った証左とも言えます。

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