忘れていた地理09『世界の文化あれこれ~後編~』

《前回のおはなし『忘れていた地理08『世界の文化あれこれ~前編~』』はこちら→https://note.com/crack_koujitsu/n/n350fc69f91ad?magazine_key=mc81d79a9c548》

④ 生活と食事のかかわり
(1) 食生活=気候+文化
 宗教とのかかわり
 ・仏教……動物のいのちを奪うことは避け、お肉を食べない地域もあります。
 ・イスラム教……飲酒と豚肉がタブー
 ・ヒンドゥー教……牛は食べちゃダメ       

(2) 主食になる農作物
・お米……日本、中国南部、東南アジア、ベトナム(フォー。お米を粉に挽いて麺にする)でよく食べられています。降水量が少なくおひさまの光が豊富なため、稲作に向いている土地のようです。

・小麦……ヨーロッパ、南アジア(ナン、チャパティ)での主食です。お米よりさらに少雨低温でも育ちます。また、一年中作れることも大きなメリットです。

・とうもろこし……中央・南アメリカで主食として好まれます。タコスやトルティーヤの場合、とうもろこしを粉状にして練ったものを焼いているようです。

・いも類……アフリカ、太平洋の島々の人の主食です。キャッサバとかタロイモなど。


☆農業に不向きな土地では、動物からお乳やお肉を採ったり(モンゴルの遊牧民)、狩猟に出ることが多い(イヌイット)です。

⑤ 生活と衣服のかかわり
(1) 衣服と文化
・暑く乾燥した地域……通気性がよく、日差しを遮るゆったりした服装が好まれます。イスラム教を信仰する土地では、女性はチャドルという布で全身を覆います(北アフリカ、アラビア半島など)

・寒い地域……あたたかい毛皮が主流です。
       イヌイット:アザラシ、トナカイの毛皮
       ヨーロッパ:羊毛。体にぴったり密着してくれます。
       アンデス:ポンチョ。毛を刈る動物はリャマ、アルパカ。

今回はこんな感じで。

[今日のおはなし]

今年こそは、紅葉していく変化の様子を、一日ずつ写真に収めたい。。

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