忘れていた地理03『もしもし?あ、そっちの国っていま何時?』
忘れていた地理03『もしもし?あ、そっちの国っていま何時?』
《前回のおはなし『今、ぼくはこの星のどこにいるのか?』はこちら→https://note.com/crack_koujitsu/n/n874950ebc4b8》
a. 標準時について
世界各国では、基準となる経線を基にして標準時を決めています。ちなみに日本は、東経135°(兵庫県 明石市)。
面積の広いアメリカには6つ、ロシアには9つの標準時があります。しかし、あれほど広大な面積を持つ中国は、標準時は1つだけです。中国は沿岸部に人口が集中しているため、沿岸の首都である北京を標準時の位置として定めたからだそうです。
b.時差について
さて、時差の割り出し方を見てみましょう。
ご存知の通り、地球は24時間で1回転します。これは、言い方を変えると、1時間に15°ずつ動いているということになります(360÷24=15)。15°回るためには、1時間必要。経度が15°違う場所では、1時間の時差があるということです。
ここで例として、日本とイギリスの時差を調べてみましょう。比べたい国の経度さえわかれば、時差を割り出せます。
日本の標準時は東経135°、イギリスは経度0°です。
135-0=135
135÷15=9
日本とイギリスでは9時間の時差があります。地球は反時計回りに回っているので、日本(イギリスより東にある)の方がイギリスよりも時間が進んでいることになります。例…日本が午前10時のとき、イギリスは午前1時。
あたまがしびれてきたので、今日はこのへんまでにさせてください。。
[今日のおはなし]
トイレットペーパー売り場って、どうしてあんなにいい匂いなんでしょうかね。……使用前だから?
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