忘れていた地理02『今、ぼくはこの星のどこにいるのか?』

≪前回のおはなし『地球の大きさ』は、こちら→https://note.com/crack_koujitsu/n/n2c9fd2c5e601≫

② 地球上の位置

(1) 緯度と経度
 緯度と経度を使えば、地球上の位置を正しく表せられます。



(2) 緯度(地球儀の横線)と『気候』の関係
 地球儀は、垂直方向に対して23.4°傾いています。季節や昼夜が存在するためには、この角度が必要です。たとえば…
・北半球と南半球では、季節が逆である。
・赤道付近(低緯度地域)は、太陽の光を年中浴びるので暑い。
・南北極圏(高緯度地域)は、太陽の光をあまり浴びなくて暗いので寒い。
→緯度の違いによって、気候が大きく異なります。


(3) 経度(地球儀の縦線)と『時間』の変化
 はじめに、経度0°についてお話ししましょう。緯度の0度は赤道ですが、経度0度は何て言うんでしたっけ。それは、『本初子午線』です。
 本初子午線は、1884年の国際会議で「ロンドンを通ることにしよう」と決まりました。イギリスがいかに大きな権力を持っていたかがわかります。
 なぜ子午線という名前なのでしょう。それは、北(子(ねずみ)の方角)から、南(午(うま)の方角)へ伸びる線だからだそうです。
 ☆ちなみに、180°の経線は、もちろん本初子午線の裏側(太平洋上)。これにほぼ沿って、日付変更線が引かれているため、太平洋の島国のツバルやフィジーが世界で一番早く1日を迎えることになります。

今日は、このへんで。また来週おねがいします。

[今日のおはなし]
 空とか海とか山とか、大きいものってどうしてみんな青いんだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?