忘れていた地理08『世界の文化あれこれ~前編~』
《前回のおはなし『忘れていた地理07『国名や国旗の豆知識』』はこちら→https://note.com/crack_koujitsu/n/n168682f1e851?magazine_key=mc81d79a9c548》
② 生活と宗教のかかわり
(1) 世界の宗教
ここでは、一般に『世界三大宗教』と呼ばれているものの歴史について解説していきます。
A 仏教:紀元前五世紀ごろから。シャカがインド北部で説いたことが始まりです。
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東南アジア
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東アジア
B キリスト教:紀元前後、イエスキリストが始めました。ローマ帝国の国教になり、それからヨーロッパへ。その後ヨーロッパの植民地の南北アメリカやアフリカへと広がりつづけています。今でも、ヨーロッパの歴史ある町の中心部には、教会がどんと構えていることが多いです。
c イスラム教:610年ごろ、ムハンマド(マホメット)がメッカ(inサウジアラビア)にて唯一神のアッラーの啓示を受けてはじめた教え。西アジアから北アフリカ、そしてインドネシアへと広がってきました。
③ 生活と気候のかかわり
(1) 世界の気候とひとびとの暮らし
さて、早速ですが、世界の気候は大きく五つに分けることができます。以下のとおりです。
A 熱帯:気温が高く、雨がよく降る。住居は風通しがよく、暑さをしのぐ工夫が盛りだくさん。
B 乾燥帯:雨は少なく、昼間の気温が高い。近年、海水の淡水化によって水不足を解消し、高層ビルも立ち並びつつあります。
C 温帯:地中海性気候……夏に雨が少なく、乾燥するのでオリーブやコルクがよく育ちます。日本はこれに入ります。
西岸海性気候……夏の日照りが少なく、人々は南下しがちです。ヨーロッパはこちら。
D 亜寒帯(冷帯):北半球。針葉樹林があり、森林資源が豊富です。
E 寒帯:南極大陸、北極海沿岸。人はまず住めません。
以上の五つです。そういえば中学生時代、冷帯と寒帯、どっちの方が寒いのかよく混乱してたなあ、と思い出しました。
[今日のおはなし]
夏休みおしまい。学びの服を着た学びが、やってきます。
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