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別れの3月、出会いの4月 〜今年度最後の授業を終えて〜


 久しぶりの投稿となってしまいました。いつのまにか冬の寒さも過ぎ去り、すでに年度末ですね。去年大学を卒業してから、もうそろそろ1年が経とうとしているのか思うと、本当に時間の経過は早いものだなと感じますね。

卒業式

 さて、昨日(3/14)の中学生の授業をもって、今年度の授業を締め括ることとなりました。教員生活1年目である今年度は、中学生、高校生両方の授業を担当させて頂きました。正直4、5月の頃は生徒の名前、個性も把握できていない上に、コロナ禍を鑑みてグループ学習を基本行わない方針で授業を進めたこともあって、授業構成に悩み五里霧中な日々が続きましたが、沢山の生徒に助けてもらって1年間授業を全うすることができました。振り返れば4月末の段階で担当の生徒全員の名前と顔を一致させることができていた気がします。1年担当しても生徒全員を覚えられないという教員がどうやら多くいるみたいなのですが…びっくりですね😂 1年間指導し終えたということに、すごく感慨深いものを感じつつも、今年度の担当クラスの前で授業ができないと思うと、ものすごく寂しくなりますね。

今年度最後の授業では、アンケートをとりました。というのも、今年度の授業を生徒に評価してもらって、来年度の授業に活かそうと思ったからです。項目は以下の通りで、
①授業で楽しいと感じた場面はあったか
②説明は分かりやすかったか
③黒板の文字や図は見やすかったか
④歴史を学んで教養が身についたと思うか
⑤印象に残っている授業内容
⑥改善して欲しい点
⑦その他最後に一言
としました。年度初回授業時には歴史が嫌いと言っていた子達がとてつもなく多かったんですざ、最後のアンケートでは1年たって"歴史が一番楽しかった"と答えてくれる子、"雑談が面白かった!"と書いてくれている子もいました。とても嬉しかったですね。まぁでもそこまではいいんですけど、"雑談をもっと増やして授業を潰してほしかった"というコメントがあって、ちょっとそれは…笑 でもまぁ楽しんでくれたなら良かった😆 他にも想いをダイレクトに伝えてくれる子もいました。"来年度も林先生の授業がいいです、まじ俺好きなんすよ"と言ってくれた子、"テスト俺しくった!まじ林先生に合わせる顔ない"と言ってくれた子、全ていい思い出です、すごくいい子たちに恵まれました、幸せでした。
最後の学年末試験では100点を取る子がいたし、100点とは言わないまでも、定期試験1年間ずっと90点以上をキープし続けた子も多くいた。苦手でもワークを3周やり続ける努力をした子もいた。学力的にも素晴らしい生徒たちが多くて感激しました!

 そして今日、あるクラスの様子を見に行くと、"林先生も大掃除しようよ、暇でしょ"っていって大掃除に誘ってくれた子がいました(^^)いや、全然暇じゃなくて、、、断りました!😅 でも本当は、仕事を終わらせていたら一緒に大掃除したかったんだけどな…断ってしまったことをちょっと後悔してるあたり、僕は生徒と過ごす時間が大好きなんだと改めて感じました。今年度担当していたクラスの前ではもう2度と授業ができないのだと思うと、非常に寂しいですが、来年度も引き続き新たな出会いを迎えて励んでいきたいと思います🤲

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