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壊れるほど伝えても1/3も伝わらない

クライアントにイライラした結果、自分もそれができなくて反省する約1200字の記事です。

まず、普段クライアントに対してものすごく思うこと。
「あのぅ、言いたいこと詰め込みすぎではないでしょうか?」

CM、WEBサイト、バナー、電車広告、店頭POP、、
このキャッチコピーとこの文言も入れたい、こっちの訴求もしたい、あの写真も入れたい、、うんうん、そうなりますよね。
制作にも媒体にもお金がかかるわけですから。うんうん。

でも自分がフラットな消費者の立場で見た時に思うんですよ、
そんな細かい所まで見てねぇ!!と。

ゴチャゴチャ言われても理解できないんですよね。
相当興味があるものでないとスルーしちゃいますよね。
私が消費者だったら「この商品はここが凄い!」という1つを知りたい。
ゴチャゴチャ言われると、「え、結局何がすごいの?」と思う。
せっかくお金をかけたのに認知を取れないという全く意味のないことが起きるわけです。

クライアントから「いっぱい伝えたいです」要望をされた時はもちろん上記の内容をご説明するのですが、訴求する内容の優先順位がつけられなかったり、えらい人が許してくれなかったりで、何が言いたいか分からない広告物が完成します。
そんな時は、「いや、意味ないやん、、」と内心イライラしてしまうわけです。

残念なことに72%のクライアントがこうなる気がします。
もちろん多少の方向修正はしますし、そもそも私の力不足もありますが。へへ。
しかも制作途中で「あ、この要素も追加して下さい!」とか言われちゃったります。そんな時は内心ブチギレてます。へへ。

ですが、ここで反省しているのです。
やべ、わしも72%側だわ。と。

私が今後やりたいことの1つに、
私が欲しいと思う猫デザインの商品を作るという超絶ざっくりドリームがあるんですが、例えば「猫石鹸」を作る構想をする時、
こういう想いで作って、こういう超可愛い猫型にして、こういうキャッチコピーを付けて、こういう効能はマストで、と考えていくと、
訴求したい内容があり過ぎて、もはやどんな物を作りたいのかすら分からなくなるのです。
商品開発から宣伝活動までブレたくないと思っていても、いざ考えてみるとコンセプトすらまともに作れない自分に気づくのです。
こんなんじゃ仮に物ができても消費者には1/3も伝わらない。My heart〜♪

職業柄マーケティングとかブランディングについてはそのへんのジャングルジムで遊んでいる6才児よりは知っているつもりなんですが、あまりにもアウトプットできないので笑っちまいますよ。
本格的に進めていってトライアンドエラーしていくとまた違った景色になるんでしょうが、、

先日の記事↓で、「広告代理店で学んだ知見を自分のやりたいことに活かす」とか偉そうに自己紹介しましたが、早速出鼻をくじかれております!

くじかれたついでに私の愛猫をご紹介します!
「しんたむ」です!!かわいい!!一生愛してるよ!!!!
お姉ちゃん頑張るからね!!

いつか出会うあなたへ🐱それではごきげんよう。

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