自分の天邪鬼を分析したら、残念な理由にたどり着いた
例えば、「久しぶりです」と言われたときには、「いや最近会ったよね」なんて言ったりします。
そして「あれ、会ったのは夢の中だったかなあ」なんて嘘にならないように、ごまかしたりします。
例えば、「髪切りましたね」と言われると、即座に「切ってないよ」と言います。
さらに言葉を続けて、「鼻毛を引っ張ったら、髪の毛が縮んだだけ」なんてことまで言ったりします。
私、極度の天邪鬼(あまのじゃく)なんです。
最近はあまり使わない言葉かもしれませんが、「天邪鬼」というのは、
他者(多数派)の思想・言動に逆らうような言動をする"ひねくれ者"、"つむじ曲がり”のことだそうです(※ネット調べ)。
ちなみに、
ひねくれ者:素直でなく性格が歪んでいる人間
つむじ曲がり:性質がひねくれていてすなおでないこと。また、そのさまや、そういう人
とのこと(※これもネット調べ)。
どれも、あんまり良い意味ではありませんね。
自分で書き始めておきながら、早くも落ち込んできました・・・。
この自分の天邪鬼がいつから始まったのか自分でも分かりません。もしかしたら生まれてすぐ始まったのかもしれません。
初めて口にした言葉が、
「別に生まれたくて出てきた訳じゃありません、オギャー」
とか
「僕はお腹の中の方が、外側だと思ってますけどね、オギャー」(やや意味不明)
とか、そんな感じです。
とにかく物心ついた時から、こんな感じだったような気がしています。
問題は、この天邪鬼がどこから来ているのかってことです。
ちょっと、自己分析してみます。
ひとつ思い至ったのは、「コミュニケーションのため」。
何か言われたことに、YES、NOだけを答えていたら、そこで話は終わってします。それを避けたくてという理由です。
でも、これだと天邪鬼な発言じゃなくてもいいですね。
確かにコミュニケーションで少しでも楽しい感じを出したいというのは、常に思っていますが、天邪鬼発言の理由にはならないようです。
次に思いついたのは、「照れくさいから」。
うーん、これはちょっと近いかも。
人見知りということもあってか、基本人と喋るのはなんか照れ臭いというか、ちょっと緊張してヘラヘラしちゃう感じがあります。
結果、普通に話すことができなくて、なぜか変なことを口走ってしまうのです。
「見透かされたことを極端に嫌がっている」
ここに来て、これだよっ、というものが出てきました。
つまり、「あなたはこういう人だ」と言われて、その通りだった場合に、
(あ、ばれちゃった、恥ずかしい)→(誤魔化したい)→(天邪鬼発言)
という流れができたのではないかと。
私がよく言われるのは「独特」とか「変わっている」とか「変人」とか「この世に生きていない仙人」とか、散々なのですが、、、それらが恥ずかしさにつながり、先ほどの流れが出来上がったと思われます。
思われますって、自分のことなのに。。。
ちなみに今までで一番ショックを受けた言葉は、会社の後輩から言われた、
「ちゃんと色々考えているようで、実は何も考えていませんよね」です。
その時は
(おい後輩、図星じゃないか!)→(誤魔化したい)→(あまりに図星で何も思いつかず)
となりました。
この考察→「見透かされたことを極端に嫌がっている」というのは、
もっと言えば、深みのある人間と思われたい、というのが根底にあるからだということに気づきました。
自己分析してみた結果、非常に浅はかな内面が見えてきてしまって、なんだかとても残念です。
みなさんは自己分析とかしてみたことはありますか?
下手に自分の内面に向き合うと、私のように残念な結果にたどり着くことがありますので、気をつけてくださいね。
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