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「立ち上がれない❌高齢者の特徴」

お疲れ様でございます!
今日の文献は
「立ち上がれない❌高齢者の特徴」
リハビリの時ほとんどの患者左さんが行う立ち上がり動作は困難なことにより日常生活において活動の範囲を狭めてしまうことに繋がる。

今回の文献では
両肩、股、膝、足関節、第5中足骨の体表上にマーカーを貼付し関節モーメントを算出した。
その結果は以下の通り📕

因みに関節モーメントとは
動かそう・ 回転させようと関節にかかる力のことである
↑だそう

▫️立ち上がる前から動作の逸脱は見られている
関節角度の比較は離殿群は成功群は股関節伸展,膝関節伸展, 足関節底屈が確認された離殿不可群は離殿以前に動作の逸脱がみられ、離殿後、各関節の変化がほとんど見られなかった。

▫️スタートは体幹前傾
関節モーメントについて体幹の前傾に伴い,各関節モーメントの増大が見られた
離殿不可群はほとんど関節モーメントの増大がみられなかった。

▫️大切な関節モーメントは
股関節伸展モーメントの最大値は成功群、離殿群と比較し離殿不可群は有意差に低値を示した 。
膝関節伸展モーメント、足関節底屈モーメント
は成功群、離殿不可群の各群間において有意差を認めた。

▫️まとめ
起立は立つ前からが重要であり体幹伸展からスタートし
股関節のモーメントより膝、足関節のモーメントが重要になるとの事

以前の文献でもあった通り体幹は重要そうだけど
膝と足でうまく関節モーメントを働かせられるようアライメントは重視してみるのも良さそうですね🙆

それでは以上📕

https://www.suzuka-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/04/19daigakuinshushironbunyoushi.pdf

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