妹とADDの兄
ADDやADHDの場合、『生き辛さ』を感じるという。息子を見ていても『わかっているのに出来ない』という解決出来ない葛藤を抱えていることが痛いほどわかる。学年が上がるに連れて求められる学力や生活能力も高くなり、ついていくのに必死、ついていけずに自己肯定感が低くなっていっている。
『君は君のペースでいいんだよ』と言ってあげたい。
許せるのならば。
現実の我が家には彼の下に2人の妹がいる。
時として、長男の勝手な振る舞いは妹、特に2歳下の長女の心に傷を負わせるのである。
まだ2年生の長女には、兄のADDを理解することは難しい。理解できたとしても兄の意地悪な振る舞いを流すにはまだ幼な過ぎる。
時々、私が息子を連れて、しばらく2人だけで暮らした方がいいのではないかという想いに襲われる。
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