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修繕積立金の見直し

「段階増額積立」による修繕積立金負担の大幅な値上げが問題になっている

新築分譲時から同額を集める「均等積立」と比べて、築年数とともに額を増やす「段階増額積立」は、当初の修繕積立金負担額が少なくなる。

新築マンション販売時に、見かけ上の修繕積立金の負担額を少なく見せられることからお得感が出しやすいので、選ばれているのではないだろうか。

昨今、SNS/Youtubeなどを通じて修繕積立金不足トラブルに対する警戒心が強まっており、修繕積立金の積み立て状況は中古マンション取得検討時の重要な検討項目になっている。

中古マンション購入時には、大規模修繕の実施状況や今後の修繕計画、修繕積立金の値上げ予定や滞納状況を確認することを強く推奨したい。(管理組合から書類が取得可能です。)

・築年数の経過したマンションの増加
・インフレを背景にした大幅な工事費増加の進行
等を背景に、マンション間の優勝劣敗が明らかになるとともに、ますますこの問題は顕在化していく気がする。

#日経COMEMO #NIKKEI
#中古マンション #マンション購入

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