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初めて病児保育を利用してみた


おはようございます。りんです。

季節の変わり目、皆様体調はいかがでしょうか?我が息子は、半年ぶりに熱を出しました。今年の1月から4月までは毎月、多い時は毎週のように熱を出していたので、強くなったなあと息子の成長を感じています。

さて、共働きで祖父母の力もなかなか借りることのできない我が家は、
かねてから病児保育の利用を検討していました。

しかし、さまざまな事情で利用までたどり着けず…
今回満を持して初利用をすることができました。
病児保育初体験についてレポしていきたいと思います。
利用を迷われている方の参考になればうれしいです。


なぜ今まで利用できなかったのか?

これまで、何度も利用を検討したことがありましたが、なかなかそこまでたどり着くことができませんでした。

・これまで、体調を崩すとぐったりしたりぐずることが多く、病児保育に連れて行くことが難しかった。
・住んでいる市内にある2ヶ所の病児保育は職場とは真逆の方向にあり、朝のラッシュ時に子どもを預けて職場へ向かうとなると職場に着くまで2〜3時間はかかると思われた。
・住んでいる市の病児保育に一度問い合わせてみたことはあるが、定員オーバーで断られ心が折れた。

以上が大きな理由でした。


今回利用に向けて動けたのはなぜか?

今回は、息子は発熱していたもののご飯はよく食べ元気に遊び、よく寝ていて、全身の状態はそこまで悪くなかったため利用を検討しました。

また、今年の4〜5月ごろ毎週のように熱を出しており、1年分の看護休暇は2週間ほどで使い切りました。(残っていた僅かな有給も消えました)
これは本腰を入れて病児保育を検討しなければ欠勤が続いてしまう…と思い、職場のある市(自宅から車で1時間)に新しく病児保育がオープンしたため、そちらの情報を5月なかばに集め始めました。
その病児保育(病院)は、Instagramもされていたため、DM等で利用についてお尋ねすることもできました。
DMでは院長先生が直接質問に回答してくださいました。とても丁寧に回答していただき、ぜひお世話になりたいと思っていました。


息子が久々の発熱 いよいよ利用を検討

今回息子は月曜日の朝に熱を出しました。
月曜 
・息子 38℃台 元気
・夫 出勤し次の日休みを取る手続きをする。
・私 有休(10/1に付与されたばかり)をとり看病。

火曜 
・息子 38℃台 
・夫 1日看護休をとり看病。息子を小児科へ連れて行く。
・私 出勤し昼休みに調べていた病院に電話。利用OKとのことだったので一安心。小児科でコロナ・溶連菌は−であったことを伝える。持ち物、注意事項を聞く。帰宅後、利用申込書の記入、持ち物の確認を行う。

持ち物

持ち物は、普段の保育園で使うものに+していくつか準備が必要でした。
(+したものは太字)

・利用登録票、母子手帳
・昼食(お弁当以外も可、カトラリーも持参)
・おやつ(食べられる量を2回分)
・水筒、ミルク、哺乳瓶(1回ずつに分ける)
・汚れものを入れる袋(2枚)
・おむつ(2枚以上)、おしりふき
・着替え(2‐3組程度の肌着、上下の服)
・フェイスタオル 2枚


昼食やおやつは、このような形で持っていきました。おやつは果物かお菓子を選べるようにしました。(当日は果物を食べていました)
水筒は450mlのものでしたが、足りなくなったときのように500mlのペットボトルも追加でバッグに入れておきました。


当日の流れ


4:30
私、起床。いつも起きている時間なので苦にならず。お弁当作りや持ち物の最終チェック。

6:30
息子起床。37.6℃。元気にご飯を食べる。「いつもと少し違う保育園だけど、楽しいと思うよ。行ってみる?」と聞くと「いく」と笑顔。
朝食、身支度済ませる。

6:50
夫出勤。

7:30
8:30に病院着を目指して自宅出発。普段の登園時間とあまり変わらず。通勤路は道路の整備中でトラックやショベルカーなど工事関係の車が多くあり、息子は「ショベルカー!クレーンしゃ!」と終始楽しそう。(私安堵)

8:30
病院着。抗原検査受ける。(抗原検査キットを持った先生を見た瞬間ギャン泣き) 15分後陰性だったため保育室入室。

8:45
保育士さんに申し送り。申込書は事前に書いてきていたため、すぐに申し送り終了。先生が来られて胸の音を聞き、異常なしとのこと。
息子は最初私の後ろに隠れていたが、好きなBRIOやプラレールを見つけると一目散に保育士さんの元へ行き遊び始める。

8:55
病院出発。

9:15
職場着。
9:00から勤務開始なので15分遅刻。
有休(半日単位でしか使用不可)扱いになる。少しもったいないと感じるが、贅沢は言ってられない。
複数の場所で勤務だったため、それぞれの場所のスタッフに病児保育から連絡があるかもしれないことを伝える。

16:10
仕事終わり、病院へダッシュ。

16:20
病院着。先にお会計を済ませる。新患なので診察券を作っていただき、次回以降の利用方法について確認。できたばかりの病院なのでキャッシュレス決済も完備。クレカで支払う。

お会計は
病児保育(1日) 2000円
市外利用   500円
診察代    800円

の計3300円でした。



16:30
病院発。1時間かけて帰宅する。1時間のドライブは暇だったようで、途中から「アンパンマンみる」など少し機嫌が悪くなる。途中何回か止まって車のオーディオで本人が好きな曲をかける作業をする。
夕飯は何を食べたいか聞くと「カレー」とのことだったので、途中ほっともっとに寄り、お子様カレーと大人のごはんを買う。

17:30
無事帰宅。


メリットとデメリット

今回初めて病児保育を利用してみての感想です。

メリット

①安心して仕事に行ける
仕事を連日休むのは共働き夫婦にとってはなかなか厳しいところ…
もちろん症状が目立つ時は自宅での療養になりますが、少し症状は残って保育園には行けないけど遊べるくらい元気という時期に病児保育にお世話になれるのは本当にありがたいです。
これからも子どもが体調を崩すこともあると思うので、そのときのために貴重な有休を温存することもできます。

②プロの保育士さんがきめ細やかにみてくれる
利用後、1日の様子が書かれた日誌を保育士さんからいただくことができました。
体温(4回検温)、排便、食事、睡眠の状況、そしてたくさんのコメントを書いてくださっていました。

初めての環境でしたが、すぐに慣れてくれた○○くんでした。(中略)お茶を飲むときも「もっかいのむ」「ありがと」と上手にお話してくれました。2回飲んだ後は「もう閉めていいよ」まで!とてもおりこうさんですね。(以下略)

(病児保育日誌より一部抜粋)

息子のことも大変誉めてくださり、親としてもほっこりした気持ちになりました。


③子育てサービスの利用に慣れる一歩になった
我が家は共働きで、両親等もほぼ頼れない状況。どうしても2人の力では限界があると感じることもありました。
ファミサポさんやシッターさん利用も検討したことはありましたが、その手続きや調整等の壁にぶつかり、なかなか利用できないでいました。
今回、初めて病児保育を利用できたことで、そういったサービスの活用のハードルを一歩乗り越えることができたと思います。


デメリット


①利用申込や事前準備に時間が必要
今回、利用をするにあたって事前に病院に電話で予約したり、前日にマッハで利用申込書を記入したりと、普段とは違った準備をする必要がありました。お弁当も必要だったので、その支度の時間も必要でした。
しかし、今後は予約もネットででき準備の要領も得たので、このデメリットについては解消されていくと思います。

②初めての場所だったので親子とも疲れた
病児保育では1日楽しく遊んでくれた息子。しかし家に帰るとイヤイヤの嵐。きっと初めての場所で気を張りながら過ごしてくれていたのだと思います。頑張っていた分、家では機嫌が悪かったです。
私も、イレギュラーなスケジュールだったので、1日が終わるころにはやはりいつもより疲れていました。
今後何回か利用する中で慣れていくことができればと思います。


結論:ぜひまた利用したい


今回初めて病児保育を利用してみましたが、働く親にとっては大変心強くありがたい存在でした。「症状は軽くなってきたけど、まだ保育園には行けないな…」というときにはぜひ利用をしたいと思います。

料金については、我が家は市外利用ということもありその分の料金が+されるため、普段の保育園の1日あたりの利用料よりも少し割高にはなりますが、それでも良心的なお値段だと感じました。

夫婦2人だけでこういったピンチを乗り越えていくのはやはり難しいこともあるので、今後もこういったサービスを積極的に活用していければと思いました。


長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました。

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