長野県上水内地区 中学校保健体育科研究会

8月1日
長野県上水内地区 中学校保健体育科研究会にて、約60名の先生方に「体育や運動部部活に役立つ!フィジカルコンディショニング」をテーマに実技中心の講習会を担当させていただきました。
まず、初めに出身地(今回の講習会は長野県の北の方、私の出身は長野県の真ん中少し南の方。長野というだけで、ひっくるめて地元感が強いです)でこうした地域に多少なりとも貢献できる機会をいただけた事が本当に嬉しいのです。
これは個人的な思いに過ぎませんが、長野からトップアスリートがどんどん出るように、そして「育成の地域に」という事で自分自身はかなりモチベーション高めに長野での仕事を推進させていきたいなと思っています。しかし、私一人で何かできるわけでもなく賛同してくれる方や、「一緒に頑張ろうぜ!」という方や、たくさんの前向きな指導者、先生、親御さんと一緒にそんな目標を達成していきたいと思っています。
そんな中で、先生方と中学生の体づくりについて考えられる時間はとても貴重でした。

さて、内容の方は冒頭10分ほどを中学生の身体についてお話しをし、そのあと1時間強を実技講習に使いました。こうしたジュニア世代の講習会は様々な地域で定期的に実施をしていますが、話す相手・場所・目的が変われば内容は全く違うものになります。毎回毎回講習会の前には1週間ほど準備をします。まずパワーポイントの作成から入るのですが、パワーポイントを作成しながら参加する方々をイメージします。「どんな背景があって、どんな事を知れたら少しでも役に立つだろうか?」と。そんな風に考えているうちに、堂々巡りが始まり結局資料作成が全く進まないという、毎回の繰り返しです(笑  いい加減勉強した方がいいと、自分でも思います)。
それで、今回改めて気づいたことがあって、私は何か理論を残したい訳ではなくて、「お話を聞いていくれる方が具体的に行動に移れる手助けをしたい」と強く思っているということ。だから、相手を知りたがるんだなーと。

そんな感じで、今ひとつ話の方向性も決まらないまま本番。
まあ、時の状況に合わせて話すことは問題なので、当日直前で内容を決めた方がいいや!という感じで当日を迎えました。
(う〜ん、慣れって怖いな)でも、決して雑にやっているわけではなくですよ。


今回は実技を中心にして、沢山のトレーニングを等の種目をご紹介して、その上で先生たちがカスタマイズしやすいように講習を組み立てました。
・体幹について(可動性の重要性、体幹トレーニング基本、ちょっとした工夫)
・肩甲骨の可動性(背部のトレーニング、オーバヘッド競技に関しての肩甲骨)
・スクワット
・パワーポジション
・ジャンプ動作

多くのトレーニング種目の紹介と合わせて、ちょっとしたトピックを交えたり、そしてトレーニング種目を正しく行うポイントを大切にしたお話にしました。
また、中学生のトレーニングは量に偏ってしまう場合もあります。負荷を強くかけたり、数を沢山やって成長を促すという方向性は間違いではありませんが、効率を考えたときに実は「正しく動けているか?」という視点に目をやることも大切です。これは身体操作のパートになります。
実技時間1時間強ありましたが、後2時間くらいは全然話せた 笑
それくらい個人的には楽しい時間を過ごすことができました。

休憩時間や講習後には質問に来てくださる先生もいらっしゃって、私自身も「こういう悩みがあるんだ」という新しい発見もできました。
子供達をサポートするのは当然ですが、関東で弊社がやっているような先生方をサポートするという体制を作りたいなーと思っています。
長野のスポーツ、今でもとても頑張っていますが、もっともっと躍進できるように自分自身でも頑張りたいと思います。

今回、このような機会を与えてくださいました先生方、大変ありがとうございました。

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