いい社長と会うと、前向きになれるという話
以前、客先での面談は、職業柄、社長か財務担当役員とお会いすることが多かったのですが、面談相手が良い社長だと「日本も捨てたもんじゃない、あんなに素晴らしい人が頑張っているんだから、自分も頑張ってみよう」と思えたものです。
会社の規模には関係なく、小さい会社にも素晴らしい社長はたくさんいらっしゃいます。逆に、大きい会社であってもそうでもない社長もたくさんいました。大きい会社は下がしっかりしていればすぐには潰れませんが、じり貧にはなりました。(しばらくして実質的に倒産になった会社もありました。)
逆に、小さい会社でも経営者が素晴らしい方だと、経済状況が悪くなって一時的に業績が落ち込んでも、リカバリーが速いのです。そういう会社は方針がぶれず、社会に何を提供しているのか(利益の源泉は何か)を社内に浸透させています。そして、やはり従業員のやる気が違うのだと思います。
私自身はいい社長のもとで働いた期間はごく短いのですが、色々と学ばせていただきました。その時は会社の全体が同じ方向へ、一体感を持って進んでいるという実感があり、多くの社員が会社を良くしようと能動的に働いていました。もちろん業績も良かったので、給料もそれなりにもらえていました。良い循環に入っていましたね。
そのあと色々とあって私は会社を離れたのですが、社長が変わってから業績悪化し数年後には会社が買収されてなくなっていました。要は会社は社長次第ということですね。
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