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AIが宿題をできる時代に②~「正解」はすぐ引き出せるなら~

↑前回はこちらです↑

単に正しい知識を書き込んで提出することが課題のゴールであるなら、
自宅でスマートフォンやコンピュータに依存することで簡単に完成させることは可能である時代です。
そんな時代に「生徒自身を育てる」という観点で課題を出すのであれば、
どんなことに気を付けていくべきなのでしょうか。
そんなことについてしゃべっている回です。

Podcastでのお話の中で、
良い課題の条件として「学習のプロセスがあること」「プロセス(成長・改善)を可視化できること」というものを挙げています。

課題の目的は「絶対的に良いもの」を完成させることだけでなく、
「自分が成長すること」を実感することであると捉えると、
AIなどとも共存する学力を育てられると感じます。

学力=正解である知識ではなく、
これからの学力は正解を導き出そうとする人間の「思考プロセス」そのものにあるのかもと感じました。

答えにたどり着く過程、すなわち0と1の間にある「プロセス」を重視し、
AI等のデータベースが示す情報に対して、一度吟味することができる「クリティカルシンキング」を育て、
自分の中にあるものをいかに見せるかという「デザイン」の思考と共に学問と付き合う。
こんな時代になってきているのでしょう。

成果だけが評価される時代から移行し、
「大・プロセス時代」が到来しているのだと考えました。

ぜひPodcastの方もお聞きください!


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