見出し画像

【女性理学療法士】実際のお給料は?保険診療から自費診療へ

前回の記事で少しお話ししました、

理学療法士である私、学校を卒業後は一般的なルートである病院に就職。
その後はより良い条件である訪問看護に就職しますが既に給料は頭打ちである状態に絶望…。それでも理学療法士に誇りを持っている。

前回の記事はこちら。沢山のアクセスありがとうございます。



より良い条件、かつ大量の理学療法士に埋もれないためにも
自分の手に技術を身につけようと無職から一心発起。





理学療法士の一般的な就職先はクリニックや病院が大部分を占めるかと。
そして理学療法士の平均年収は432万円程度と言われています。

新卒の平均年収は350万程度のようです。比較すると、確かに専門職である理学療法士の方が高く5−10年程度は一般的には理学療法士は高い水準で働くことができると思います。

しかしある程度の年数を働くと徐々に周りのボーナスや昇給に悩みを感じるかと思います。実際に私は6年目で周囲と比較しボーナスの上がり幅に疑問を感じました。


給料が上がりにくい

1.需要と供給のバランス
これはよく言われますが、実際はやはり資格の力はあると思います。常に募集はありますし、よく聞く移住生活にも働く場所を制限しないので強い資格だと感じます。万年人材不足である介護分野の給料よりも資格手当が付きますし、言い方は悪いですが食いっぱぐれることはありません。しかしそれだけ介護の分野のみで言うと担える人材はいくらでもいます。

2.医療報酬制度や財政制約
日本の医療報酬制度は、政府により管理されています。
診療には保険診療と自費診療がありそもそもお客様(患者様)が支払う金額に大きな差があります。保険<自費
どれだけ頑張ったとしても保険診療の中では一日に関わることのできる患者様の数は決まっているので、理学療法士が稼げる限度は決まっています。

3.キャリアパスの限界
病院、クリニック、施設。一般的な理学療法士が就職する組織の中で、昇進や昇給の機会が少ないと感じます。正直なことを書いてしまうと、どれだけ勉強会に参加しようと、認定資格を取ろうと、適切な評価はない場合が多いと思います。リハビリテーション部の部長や施設長、などないわけではないですがそのポジションの必須項目が定量的に決まっていることはなく目標にしにくいのが現状ではないでしょうか。

これらの要因が複合的に影響し、給料が上がりにくいのではないかと考察します。

確かに訪問看護は病院と違い自費診療もあり、あらゆる加算がつき、さらに維持費のコストが施設と異なり低価格で出来るため専門職の給料は高いと思います。
(実際に私は、病院時代の手取りは18−21万程度でしたが、訪問看護時代は29−32万程度でした。もちろんインセンティブがあるのでgwなど祝日が多い月は40万程度ありました。)

しかし訪問看護も年収500万円が頭打ちです。
お金が全てではない、そんな気持ちもわからなくはないです。だって人のために働くことで自分を誇らしく思える、素晴らしい職業だとわかっています。

けれどわかりやすく、見えるよう、バリバリ働きたい。


保険診療から自費診療へシフトチェンジ

保険診療は国の医療報酬制度に基づいているため基本的には一定の収入見込めます。しかし自費診療では提供するサービスに対して、自由に料金を設定できるため収入は高くなる可能性があります。

少し考えればわかっていた事ですが、それでも自分のサービス(技術)に不安があり保険診療から自費診療はハードルが高く躊躇していました。

この不安を克服できるよう、学習し技術を身につけようと決意しました。



筋膜について勉強する

書籍やメディア、インターネットを通じて筋膜に関する情報が広く伝えられました。実際に私の友人もピラティスをはじめ、筋膜療法に関心を寄せており専門家の間での評価が高まっています。


何からはじめたか

そもそも何故筋膜施術が、効果があるのか。
卓上の理論を勉強することにしました。だって患者様の体を触る時何をしているのか、何の目的で触っているのか説明出来なければならないと思ったので。


次回は筋膜についてまとめようと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?