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#063【絵本】おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん

今日もまったり絵本の世界へ📚
絵本を読んだ記録として、感想を書いています。



はじめに

夏休みに入った近くの図書室のカウンターに
立てかけられていたので、一緒に借りてきました。

以前読んで良かった韓国の作家ペク・ヒナさんの絵本、
『あめだま』や『お月さんのシャーベット』で、
楽しい関西弁の翻訳をされている長谷川義史さん。
ご自身の作品も何冊か読んだことがありますが、これは初めて。




今日の絵本

『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』

作/絵:長谷川義史
発行所:BL出版(2000年)




この絵本、要約すると・・・

要点をおさえた紹介文にチャレンジしています。
私の個人的な記録です(笑)

この絵本は、




【5歳のぼくが、ご先祖様に思いを馳せる絵本】




私が感じた事

夏休みに入ってお盆も近く、
お母さんと一緒に図書室を訪れる子どもたちにと、
司書さんが選んだ一冊だろうと感じました。

今回は関西弁ではありませんでしたが、
長谷川義史さんの描く絵は大胆で可愛くて分かりやすくて
やっぱりユーモアがありました^^

おとうさんのおとうさんは、おじいちゃん。
そのまたおとうさんは、ひいおじいちゃん。
ご先祖様をどんどん遡っていくと果てしない人数になります。
子どもたちはどんな気持ちを抱くのでしょうか。

確かにそうではあるのですが、
安直に「あなたがあるのはご先祖様のおかげだよ」と、
子どもたちに植え付けたくはないなと私は思います。
絵本でもそう言い切ってはいないと感じます。


大人になった私としては、
誰かの、どの選択も、もし少しだけでも違ったとしたら
自分が生まれてこなかったかもしれないと思うと、
宇宙のそこはかとない巡り合わせの不思議さを感じます。

それぞれの選択でありながら、
もしかしたらそう選ばされてもいるような・・・。

私が両親の元に生まれてきて、
夫の家に嫁ぎ、
子どもたちを生み育て、
他のたくさんの選択をしてきたこと。

そう考えると何も間違いはない、
そのままでいることの意味に納得し、
穏やかな気持ちになります^^

そうして今年もまた、
お盆の行事であるお墓参りで
ご先祖様に感謝を伝えに行って参ります^^


関連絵本


ペク・ヒナさんのもよい!


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