見出し画像

【明日リスナー様を逃さない】配信トークスキル「キャバクラマインド」

友人のキャバ嬢さんに、「接客と心持ち」聞いてみました。

はじめまして。
Vライバー事務所【Cozy】準備中の"わお"と申します。
事務所テーマは「恒常的に応援され続けるVライバー」を生み出すこと。
以後お見知り置きをお願いいたします。

それでは本編に入ります。


キャバクラ接客


はじめに


音声配信・配信に必須なスキルは「接客」。

ライブパフォーマンスとはいえ

大手以外は多くの方が通る道だと思います。

接客といえば….ホスト・キャバクラ。

有難い(?)ことに夜職の友人が多い僕。
(僕自身もホストではないですが夜職経験アリ。)

せっかくなら直接聞いてやろう!ということで。

前回は友人のホスト二人にご協力いただきました👇

第二弾(?)となる今回は「キャバクラのホステス(キャバ嬢)に”接客”聞いてみた編」になります。

通話時のイメージ

ご協力いただいたのは都内のキャバクラで働く友人のお二人。

Yさん(👈/25歳/池袋で店舗No.2)
Mさん(👉/23歳/新宿で店舗No.4)

前回同様、通話を画面録画で記録していたので、会話風にお送りします。


キャバクラ接客術


僕「….って経緯でVライバー事務所を立ち上げたんだよね。」
※Vライバー事務所の想いを二人に伝えました。

Yさん「へぇ~~、私にじさんじの剣持刀也好きだよ」

僕「それは話が早い。」

Mさん「お話で人を惹きつけるのは似てますね」

僕「そう!昨日はホストの二人に褒め方のコツをいっぱい教えてもらった。今日はキャバ嬢さん目線で、接客術聞いてみたくて。接客で意識してることる?」


Mさん「配信とキャバクラで一致しない難しさもありますよね。私が真っ先に浮かんだのは潰れました(笑)」

僕「何が浮かんだの。」

Mさん「色んな人に同じ媚を売ることですね(笑) 配信だと、一対一じゃないから怪しまれちゃいますよね。」

僕「裏よちって文化はあるんだけど、あんまりフォーカスしたくない。」
※裏よち…リスナー様とSNS等を介して一対一の会話(裏)で接待すること

Yさん「遠からずでいくと、誕生日は全員メモっておくかな。おめでとうを0時ぴったりに言ってきてくれたら、誰だって嬉しいでしょ。」

僕「ほう。0時ぴったりにメッセージ送ってるの?」

Yさん「そう。"営業"って私は嫌いで。自然に接点をつくれるきっかけは多くストックしてるかな。その方が私も気持ちよく繋がっていられる。誕生日以外なら、初来店の日をメモしておいて、”初来店から一か月経ったよ!いつもありがとう!”って言ったりするかな。何かの起点になる日をメモっておくだけでも、”また来て!"って媚びるのとは違って、他と差をつけられると思う。」

僕「確かに。初めて配信に来てくれた日まで覚えてるの!?って丁寧な好印象を与えられそう。」

Yさん「初めて以降、一回も来てくれてない人には使っちゃダメだけどね。変に営業色強くなっちゃう。」

Mさん「私はメモ代わりに、マネージャーポジションのお客様に手伝ってもらってます。(笑) マネージャーのお客様とお話するときは、忘れてはいけないことを代わりに覚えてもらってます。他のお客様の個人情報は絶対流しちゃダメですけど、例えばゴルフのお話を他のお客様にしていただいたら、マネージャーに”ゴルフ教えて!お話できるようにしたいの!”みたいに手伝ってもらうことで、忘れないようにしてます。」

僕「お客様本人にも”あなたはマネージャーです”って伝えてるの?」

Mさん「伝えてます。(笑) マネージャー指名されたお客様も責任感を感じてくれるみたいで、より一層応援もらえちゃったりしますね(笑)」

僕「お金のにおいがしたのは気のせい?(笑)」

Yさん「私はむしろどんなお客様でも同じように接するように心がけてる。 いっぱい飲ませてくださったお客様にはお返しで差をつけちゃってるけど、お店にいる間は全員平等。」

僕「ホストに接客聞いたときも感じたことだけど、人それぞれのやり方があって、正解ってないんだね。」

Yさん「”私じゃなくちゃいけない理由”をお客様に与えるのは全員共通かもね。根元は同じでも枝葉は人によって分かれそう。」


僕「会話で意識してることはある?」

Yさん「すぐ自分の話にしないこと。バックトラッキング(オウム返し)を第一にしてる。自分の話ってすごく凶器になりかねないんだよね。」

僕「自分の話が凶器?」

Yさん「例えばお客様が、”今日雨だった。傘をコンビニで買おうとしたら店員さんが海外の方で、レジ対応に時間がかかった。仕事遅刻しそうになった。”って言いたかったとするでしょ。」

僕「うん。」

Yさん「”今日雨だった”のところで私が”雨強かったですよね~!私、雨だと気分下がっちゃって~!"って返したら、それだけで、そのあとの話を中断させちゃう。最悪、お客様は言いたいこと言えないまま終わっちゃう。

Mさん「ネガティブ思考な言葉を返すのも、気を遣わせちゃいますしね。」

僕「あ~!だから凶器なのか。」

Yさん「そう。だから途中で返すとしても”今日雨でしたよね。”に留めるようにしてる。可能なら最後まで聞いてから全部同じこと返すと、お客様も言いたいこと言いやすくなる。」

僕「なるほどな…。バックトラッキングは知ってたけど、自分の話が凶器になる可能性を防ぐ方法で使えるのは知らなかった。」


Mさん「私が意識してるのはイキらないことですね。(笑)」

僕「イキらないこと?」

Mさん「自分にも相手にも、等身大で接してます。かっこつけてもボロが出ますし、弱みがあるくらいでちょうどいいです。弱みも応援する側にとっては価値になると思ってます。ネガティブはダメですけどね。毎日お仕事したいわけじゃないのに、毎日かっこつけてたら疲れちゃいます。」

僕「相手に等身大で接するのは分かるけど、自分にも等身大で接するっていうのは?」

Mさん「身の丈を大幅に超える期待を抱かないことですね。毎月の目標も、自分+0.1くらいで立ててます。

僕「それは、途中で挫折しないため?」

Mさん「それもあります。モチベ維持ですよね。夢はあるから叶えたいですけど、夢に進むスピードは自由じゃないですか。途中で投げ出さないスピードで進みたい。そのために過度な期待を抱かないのもあります。でも目標は必ずあるべきなので、毎月+0.1感覚です。」

Yさん「来月おちょこ一杯追加したら合格だね。」

Mさん「wwww 極端!でもそんな感覚です。今月より来月の方がおちょこ一杯多いのを続けたら、1年後にはグラス一杯になってますし!……いや、0.1は少なかったかも(笑)」


僕「なるほどね。ちなみに、モチベ維持以外にも、自分に大幅な期待を抱かないメリットはあるの?」

Mさん「あと二つあって。お客様が離れちゃうのを防ぐことと、誰かとの勝負にしないためです。」

僕「ほう。まず、お客様が離れるのを防ぐっていうのは?」

Mさん「私がはじめから過度な期待をもってたら、目標達成できなかったときに葛藤が生まれて、お客様に対しても必死になっちゃうと思うんです。もしかしたら、愚痴ったり泣いたりしてせがむかも。そしたら、お客様は嫌になって離れちゃいますよね。でも、+0.1の目標なら、達成できなくてもショックは小さいじゃないですか。お客様が一番大切なのは貢ぐことじゃなくてお話をすることですから、今までどれだけのお客様とどれだけお話ができたか。どれだけ応援をいただいたか。その結果に感謝することを忘れちゃいけないです。

僕「あ~~。感謝の気持ちを忘れないためにも、大幅な期待を抱かない。新しい考え方だけど、納得できる。」

Mさん「感謝を忘れた人が真っ先にお金で人を見るようになっちゃいます(笑) 私は一歩間違えるとそうなるタイプなので、取り乱さないために目標は+0.1の継続に抑えてます。」

僕「すごい。目標設定って大切だけど、そこに相手目線もあるんだね。もうひとつの、誰かとの勝負にしないため、っていうのは?」

Mさん「これぞ私流の考えになっちゃいます(笑) 大幅な期待を抱くと、絶対、憧れの誰かやライバルを意識しちゃうんです。誰かに勝てたら嬉しいしガッツポーズとりますけど、誰かに勝つことが目標になったら自分の夢を見失いそう。

僕「今回事務所で課題にしてるとこだ、それ。お手本みたいなこと言ってくれた(笑)」

Mさん「まとめると、接客でイキらない理由は、弱みも応援の価値になる・目標達成のモチベ維持・お客様離れを防ぐため・誰かじゃなくて自分の夢に向かうため、ですね。」

Yさん「なんだ、あれが僕たちの探している青い鳥なんだ。僕たちはずいぶん遠くまで探しに行ったけど、本当はいつもここにいたんだ。」

僕「急にどうした。」

Yさん「幸せの青い鳥って文学の一節だよ。幸せを呼ぶ"青い鳥"を探しに旅にでる兄妹の話。青い鳥を探し求めても、結局捕まえられなくて家に戻ってきたら、家の白い鳥がなぜか青い鳥に変わってた。幸せは身近にあるよ、近すぎて気づかない幸せもあるみたいなメッセージ。」

僕「へぇ~~~~!」

Yさん「夢も大切だけど、まずはその場にある幸せに感謝することを忘れちゃいけないのは、接客も同じかもね。」

Mさん「Yさんに良いとこどりされた(笑)」

Yさん「鳥(とり)だけにね。」

一同「………………..。」


僕「昨日ホストと話したときは、かなりトーク術の部分でタメになったけど、今日は今日でマインドセット的な部分でタメになってる。すごい。」

Yさん「Mちゃんと被るんだけど、継続って本当に大切。」

僕「継続は力なりだもんね。」

Yさん「人間ってやる気がないのよ。」

Mさん「私やる気ありますよ(笑)」

Yさん「ちがうちがう。脳科学的には、やる気って概念は存在しないの。」

僕「ゑ?」

Yさん「私も茂木健一郎のやる気不要論を見て、最初は何このジジイってムカついてたんだけど、他の脳科学者も同じ話してたんだよね。」
※茂木健一郎先生、大変申し訳ございません。

僕「でも、やる気がある!って時、あるよ?」

Yさん「それは行動してたらドーパミンが出てる状態。それを"やる気"って言ってるけど、そもそも誰だって行動しないとやる気は出ないらしいの。」

僕「行動?じゃあ、気合い入れて頑張るぞ!とか思ってるだけでは、やる気は出ないの?」

Yさん「極端な話ね。もし脳にやる気が存在したら、靴履くときも、ごはん食べるときも、いちいち”気合い入れて頑張るぞ!"って思ってからじゃないとやる気が出なくて、行動出来なくなる。」

僕「ほう。。」

Yさん「やる気が出ない!ってなったら、つべこべネガティブになってないで行動しちゃえばいい。毎朝仕事行きたくなくても、行ったら行ったで集中するでしょ。仕事していてドーパミンが出れば、勝手にやる気が出てるって錯覚できるから大丈夫なの。脳ってバカよね。」

僕「(脳ってバカってセリフ初めて聞いた。)」

Yさん「目標設定も、キャバクラの仕事も配信も同じで、とにかく行動を継続することが大切。継続したら習慣化されるから、ごはん食べるとか靴履くのと同じで当たり前に行動できるようになる。だから継続は大切。やる気って言葉に翻弄されて文句流すのは勿体ない。」

僕「気持ちから入ってねえで行動しろ!ってことか。」

Yさん「すぐ辞めちゃう人は"メンタルが"とか"モチベが"とか言って逃げちゃうからね。やる気なんて初めから存在しないんだから、やる気出そうなんて非科学的なことしなくていいよ。とにかく行動した方がいいよって感じ。」

僕「逞しすぎる。」


僕「昨日もホストと話していて思ったことなんだけど、青い鳥しかり脳科学しかり、どうして知見がそんなにあるの?」

Yさん「それこそお客様の発言から引っ張ってきてる。お客様が教えてくれた言葉を家に帰ってから調べるとき、少し幅を広げて見るようにしてるかも。絶対無駄な知識なんてないし、会話に使えるデッキを拡張してる。」

僕「なるほど。会話のために知識を蓄えてるのか。」

Mさん「私もかっこいい知識はないけど、ゴルフとアニメには詳しくなりましたよ」

Yさん「お客様が教えてくれる言葉は知識の片鱗に過ぎないケースが多いからね。お仕事として取り組む以上、お客様より詳しくないと営業は成り立たないでしょ。」

僕「さっきから逞しすぎるんだよな。」
※僕の事務所ではリスナー様より知見豊富になれとまで言いません。

Yさん「特に引き出しに多く詰めておくと使いやすいのは、お金・恋愛・ファッション・グルメ・旅行・フィットネス。私はInstagramでずっと伸び続けてるジャンルを抑えるようにしてる。でも、配信だとまたジャンルが変わりそうだね。ゲーム・アニメ・ボカロとか。どちらかというと、Xで伸びそうなジャンルの知識に触れておくといいのかもね。」

僕「引き出しに詰めておいて、対応できるようにしておくんだね。配信でもたまに、何話したらいいかわからない、って言葉を耳にする機会はあるかも。そういうときに、事前に引き出しを用意しておくのは便利だ。」

Yさん「"話すことがない"って言葉は、"話すことを考えてない"言い訳だと思ってる。そんなの配信前にSNSでトレンドを15分間チェックするだけで補える。」

僕「逞しいねん。」


僕「キャバクラだからこその接客術ってある?」

Mさん「枕営業

Yさん「特にないかな~。もう言い尽くした。」

僕「逞しかった。」

Mさん「強いて言えば、Yさんが言ってた”私じゃなくちゃいけない理由”は、キャバクラじゃなくても大切になっちゃうけど、"あなたがお客様じゃなくちゃいけない理由”も探せたら、男性はより喜びますね。やっぱりオスの本能ですかね。」

僕「たしかに。オスって本能的にカッコよくありたい生物なとこあるからなぁ。自分が主役になれたら喜ぶね。」

Yさん「じゃあ私もオス。」

僕「はい。ありがとうございました。」


【ここまでのまとめ】

  • ”私じゃなくちゃいけない理由”を見出す

  • リスナー様にとって何かの起点になる日をメモっておく

  • オウム返しで自分の話を防ぎ、リスナー様を立てる

  • イキらず等身大で目標「+0.1」を維持

  • やる気は存在しない!行動でドーパミン出す!継続で習慣化!

  • 会話デッキはSNSのトレンドチェックですぐできる

  • 男性こそ"あなたがお客様じゃなくちゃいけない理由”で立てる


記事は以上になります!

接客で一番大切なのは「感謝」。
2日間かけてひしひしと伝わりました。
これからも自分の知見を増やすために様々な方に話を聞いてみたいと思えました!

ご協力していただいたみんなも、ありがとう~~!


さいごに


2024年7月中の始動を目標に

IRIAMをメインプラットフォームとしたVライバー事務所
「Cozy」の準備を進めています。

ただいま【第一期生】を30名募集中。
ついに、来週以降、順次説明会を開始!!!

あなたのライバー生活を支援いたします。

【事務所の想いはコチラ👇】

ご興味のある方はお気軽に僕のXアカウントまでご連絡ください。

Xアカウントはコチラをタップ

また、noteでは事務所問わず配信にまつわるアレコレを更新中!

ぜひ「スキ」をお願いします🤲

ちなみにようやくHP公開いたしました✨

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?