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【明日リスナーを逃さない】配信トークスキル「ホスト接客」

友人のホストに、「褒め方」聞いてみました。

はじめまして。
Vライバー事務所【Cozy】準備中の"わお"と申します。
事務所テーマは「恒常的に応援され続けるVライバー」を生み出すこと。
以後お見知り置きをお願いいたします。

それでは本編に入ります。


ホスト接客


はじめに


配信に必須なスキルは「接客」。

ライブパフォーマンスとはいえ

多くの方が通る道だと思います。

接客といえば….ホスト・キャバクラ。

有難い(?)ことに夜職の友人が多い僕。
(僕自身もホストではないですが夜職経験アリ。)

せっかくなら直接聞いてやろう!ということで。

今回は「ホストに”接客”聞いてみた編」になります。

ビデオ通話イメージ

ご協力いただいたのは都内のホストで働く友人のお二人。

Rくん(👈/23歳/池袋で店舗No.2)
Yくん(👉/28歳/表参道で店舗No.3)

通話を画面録画で記録していたので、会話風にお送りします。


ホスト接客術


僕「….って経緯でVライバー事務所を立ち上げたんだよね。」
※Vライバー事務所の想いを二人に伝えました。

Rくん「すげ!

僕「そこで、二人が意識してるホスト接客のコツを聞きたい。」


Yくん「コツは人それぞれだと思う。さらにいえば、姫との親密度に依存するから難しいね。どんな相手にも共通しているのは感謝を忘れないこと。姫を第一に立てること。

Rくん「姫を立てるでいうと、俺が意識してるのは褒め方っすね。初回接客で席ついて、容姿をストレートに褒めることはしてないです。誰もが当たり前に言われてる褒め方しかできないのって、ダサいじゃないっすか。」

僕「ダサい….?褒められたら嬉しくない?」

Rくん「見てすぐ分かる褒めポイントは他のホストも褒めてるからです。配信でも、アイコン可愛かったら全員”かわいい”って言うでしょ。その"全員"になったらオワコンだと思う。」


僕「ほう…。どこを褒めてるの?」

Rくん「まず持ち物・服装。次に言葉から感じる人間性。最後に容姿。」

Yくん「これはホストだけになっちゃうけど、パーソナルスペースにズカズカ踏み込むのは、体の距離で充分まかなえてるんだよね。褒めるときは遠くからいかないと、心身共にズカズカいっちゃって、引かれちゃう。持ち物から褒める気持ちは理解できる。」

Rくん「そんなの全部ズカズカいけばいいっしょそこで引くくらいの女に応援もらう価値ないっすよ。」

一同「……………………….。」


Rくん「俺が持ち物から褒めてるのは、焦らしプレイしたいからっす。エッチも前戯から入るでしょ。小さい褒めを重ねていって、デカい褒め爆弾を最後にとっておくと、興奮のボルテージ上がるっすよ。」

僕「褒め爆弾。それが、容姿ってこと?

Rくん「そう。容姿から先に褒めると、”どうせ見た目で選んだんでしょ?”とか、余計なこと考える女もいるんすよ。先に中身を褒めることで、伝わり方が変わるっす。」

Yくん「俺は違うかな。女性が一番時間をかけてるのは美容だと思う。俺も持ち物から入るけど、次に褒めるのは容姿だな。ストレートに伝わりやすいしね。」

初っ端から二人とも「スタイルの違い」を見せていました。
ホストもライバーも、自己流の「型」を見定めておくのは重要そう。


僕「褒めるときのセリフで意識してることはある?」

Rくん「あんまりない!思ったこと褒めてる!」

Yくん「褒めるポイントは案外たくさん転がってるんだよね。いかに拾えるかだと思うよ。初回接客だと、挨拶を返してくださっただけで褒めてる。”こんばんはって言ってくれてありがと。挨拶できて偉いね。嬉しいよ。”みたいにね。」

Rくん「その言い方でキモくならないのはYくんの強みっす。(笑) ただ、言いたいことは分かる。細かいとこ見てたら全部褒められる。無言の時間も褒められる。」

僕「無言の時間も?(笑)」

Rくん「無言の時間なんてつくったら負けっすけど。(笑) 中には本当にホスト初めてで、緊張から委縮して無言になっちゃう姫もいるんすよ。そういうときは”黙ってても可愛いかよ”とか。”姫、無言でもきつくないって言われるでしょ?このまま落ち着けるんだけど。ズルいわ。”とか。」


Yくん「さりげなく出てきたけど、”○○ってよく言われるでしょ?"は次に繋げやすいフレーズだよね。」

僕「繋げやすい?」

Yくん「一回やってみるよ。わお、よく筋肉ムキムキって言われるでしょ?」

(※全然筋肉ありません。)

僕「言われないわ(笑) ふざけんな(笑)」

Yくん「うそ!みんな目が節穴なんだね。俺にはムキムキに見えるよ。」

僕「うるさ(笑)

Rくん「wwwwwwwwwwwwwwwwww」


Yくん「今のは露骨にネタで褒めたから絶対だめだけどね(笑) ストレートに褒めた場合との違い、気づいた?」

僕「?」

Rくん「わおくん、筋肉ムキムキっすよね。」

僕「は?ねえだろ筋肉(笑)」

Yくん「ストレートに褒めると今みたいに、否定で終わらせちゃうんだよ。でも、他者評価で褒めたら、”周りには認められていないかもしれないけど、俺は素直に思ってるよ”にできるんだよね。」

僕「ぉおおお~~~~!」

Yくん「もちろん嘘はいけないから、筋肉なさそうな人に筋肉あるって褒めることは絶対NGだけどね。(笑)」

僕「おい(笑)」

Yくん「肯定されても、否定されてもレスポンスができる褒め方は大切だよね。」


僕「他にも褒めるコツある?」

Rくん「最初の話に繋がるんすけど、”周りと同じ褒め方”にならないように、相手のキャラを加えるようにしてるっす。」

僕「キャラ?」

Rくん「”かわいい”っていうのは、事象なんすよね。キャラがないんすよ。もっと姫に関連してるキャラ像を予想でもいいから描かないと刺さらない。」

僕「キャラ・事象…?」

Rくん「たまたまYoutubeで見た動画があって。漫画編集者の研修会動画なんすけど。漫画を描く上で大切にしてるのが、事象よりもキャラらしいんですよ。キャラっていうのは、人にかかわることっす。」

僕「ほう?人にかかわること?」

Rくん「これも動画内で編集者の方が言ってたんすけど。例えばの質問っすよ。2019年にオーストラリアで国土の半分が燃える史上最悪の森林火災が起きました。次いで、あなたの実家が燃える火事が起きました。あなたがまず関心を持つのはどちらですか?って。」

僕「家の方が気になるよ。実家だもん。」

Rくん「でしょ。事象のデカさは関心とリンクしないんすよ。結局、その人自身にどれだけ関係してるか否かで人の関心を動かすらしいんすよ。”かわいい”って言葉も、デカすぎて関心は浅い。ただの事象す。」

僕「ほうほう。なんかつかめてきた。」

Rくん「例えば、”小顔で芸能人の○○に似てるって言われない?”とか”絶対高校のとき、○○部だったでしょ!?俺の高校にもこんなカワイイ子が○○部にいたら幸せだったわ。”とか。…..配信だとそうっすね..。難しいけど、コメントで配信者のこと褒めるときに使えるんじゃないっすかね?あとは、リスナーがお菓子つくったとかなら、”おいしそう!”じゃなくて”普段丁寧なコメントしてるから器用な子なんだろうなって伝わってたけど、お菓子づくりもできるんだね。バレンタイン大行列じゃん”みたいな?(笑) 配信わかんねーっすけど(笑)」

僕「なぁるほどなぁ。凄い分かりやすい。身近なことにリンクさせて、事象ではなく、キャラを褒めるんだね。」


僕「実は明日、キャバ嬢インタビューもしようと考えてて。」

Yくん「これまた面白い。(笑)」

Rくん「俺も入れてくださいよ(笑)」

僕「女性目線と男性目線で接客も変わってくると考えてるんだけど、ホストならではみたいな接客術ある?」


Yくん「メンヘラ姫・ネガティブ姫の対応かな。」

僕「なるほど!」

Yくん「結構ここまで”褒め方”にフォーカスして話してきたから、同じ流れで話すんだけどね。ネガティブな姫を褒めるパターンもある。」

僕「ん?ネガティブな姫を褒める方法ってこと?」

Yくん「ネガティブな人の特徴って、自分の限界や最大の危機を理解しているんだよね。ローランドさんが動画で”ネガティブな人は危機管理能力が高い”とおっしゃってて確かにと感じたんだけどね。」

僕「あ~たしかに。ピンチをイメージできないとネガティブにもなれないもんね。」

Yくん「さらに掘ると、自分に自信がないのは、他者評価を気にしすぎだったりするんだ。何か褒められても、本当はそう思われていないんじゃないか?と不安がっちゃったり。実は自分を良く見られたいプライドがあるかもしれないよね。」

僕「ほう。ほう。まぁ確かに。お世辞で褒められてると分かってても、ネガティブでなければ”まぁどっちでもいいわ”って思えるしな。」

Yくん「ネガティブな姫の場合は、ゆっくりほどいていって、褒めたら良いと思うんだよね。」

僕「ほどいていく…?」

Yくん「はじめのほうにも話したけど、持ち物とか服装とか。Rくんの言葉を借りるなら、キャラに入る手前の、確定的な”事象”から褒めるようにしてる。」

僕「確定的な事象。。」

Yくん「マイメロのポシェットが可愛かったら、誰がどう見ても可愛いでしょ(笑) 褒められて、え?本当に?と不安になることは少ないと思う。だって誰が見てもカワイイもん。(笑)」

僕「(マイメロのポシェットが可愛いかはさておき、言いたいことは理解できた。)」

Yくん「ネガティブ姫とお話するときは、なるべく主観の感情が混ざらない、誰が見ても理解できる事象を褒めるところから意識してるかな。徐々に親しんできたら、ガッツリ主観で褒めるようにしてる。」

僕「ほう~。」

Rくん「配信なら、”コメント誰よりも多い”とか”必ず挨拶してる”とか、そんなとこすかね。」

Yくん「どの姫も大切な姫だから、応援されるなら真剣に考えるのが筋。配信のリスナー様と同じ。ギブアンドテイクだよ。」

僕「ホスト、、、マジですげえ。」


【ここまでのまとめ】

  • コツやスタイルは人それぞれ

  • リスナー様への感謝とリスナー様を立てること大切

  • 周りと違う褒め方のスタイルを見つける

  • 細かいところに褒めポイントは転がっている

  • 肯定されても否定されても繋がる褒め「他者目線」

  • 事象のみではなく、キャラを加えて褒める

  • メンヘラリスナー様には確定している事象から褒める


記事は以上になります!

ちなみに、キャバ嬢の友人とも接客術についてお話したので
いずれ公開いたします!


さいごに


2024年7月中の始動を目標に

IRIAMをメインプラットフォームとしたVライバー事務所
「Cozy」の準備を進めています。

ただいま【第一期生】を30名募集中。
ついに、来週以降、順次説明会を開始!!!

あなたのライバー生活を支援いたします。

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