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「スタンプ帳」とおでかけしよう!(3歳と街じゅうスタンプあそび)

3歳娘と遊べる楽しいことを日々探しています。cozueです。

娘に小さなノートを1冊あげました。「スタンプ帳」です。

「お外にはんこを探しに行こう」と誘ってみました。何があるのか?という顔の娘を連れて、近くの電車駅にいき、駅スタンプをポンと押しました。大きなまるいスタンプ。娘は目をかがやかせ、すっかりこの遊びにやる気になりました。

そんなわけで、小さなスタンプ帳は娘の宝物になり、休日にどこかへ出かけるときは、小さなリュックサックに入れて持っていきます。

駅スタンプ

スタンプはどこにあるのでしょう?
まず探しやすいのは、駅スタンプです。

たとえば、JR西日本には約550ものスタンプがあるようです。

大きな駅にも、小さな駅にも、ちゃんと、その街の特徴をとらえた絵柄のスタンプがあることに驚きます。ちっとも知らなかった!

ほとんどの大人は、スタンプの存在に気づかずに、通り過ぎていく。この遊びを始めるまでは、私もそうだった。

スタンプ台が常設されている駅は意外と少ないです。でも、駅構内にスタンプ台が常設されていなくても、駅員さんに「スタンプありますか」と声をかければ「ありますよ」と駅員室の奥から出してきてくれます。

JR灘駅では、駅員さんが気をきかせてくれ、さらに奥から、「古いデザインのスタンプもありますよ」と言ってこんなにかわいいスタンプを出してきてくれた。ナイスデザイン!

そのうえ、JRでは駅員さんに声をかけると「こどもきっぷ」「電車シール」ももらうことができます。スタンプ、こどもきっぷ、電車シール。子どもの喜ぶものばかり!なんて大サービス!ありがたいです。

電車シールはいろんな種類があり各駅で収集できる。キラキラシールもある。(ちなみに左のスタンプは、灘駅の新デザインのもの。私は上の、古いパンダデザインのほうが好みだなあ)。
JR六甲道駅はけっこう手のこんだデザインとキャッチコピー「六甲ケーブルときらめく夜景」。
JR新大阪駅。ちなみに、このスタンプの絵柄に、私の通勤する会社が描かれていることに初めて気づく。

JRのほかにも、ケーブル、ロープウェイ、神戸市営地下鉄(各駅)、六甲ライナーなど探せばあるあるいろんなスタンプ。

神戸市営地下鉄は、駅ごとに違うスタンプがある。これは伊川谷駅。
神戸市営地下鉄、これは三宮駅。微妙に絵柄が違っている。
摩耶ケーブル駅スタンプ。

公共・文化施設

駅だけでなく、動物園、水族園、科学館などさまざまな公共・文化施設にもスタンプはあります。

舞子公園にある海上プロムナード、橋の科学館。
布引ハーブ園(スタンプラリーのイベントもやっています)。たくさん押したい娘。
東灘区にある「倚松庵」は、谷崎潤一郎が暮らし、小説「細雪」の舞台となった家。谷崎の住所印がしぶい。娘はこれを「うさぎのはんこ」と呼んでいる。うさぎに見えているらしい。
お寺にもあった。ここは日本三大大仏の兵庫大仏で知られる能福寺。

まとめ

3歳はなんでも「自分でやってみたい」お年ごろ。だけど外の社会との関わりのなかで3歳児が主体的に行動できることは少なく、ただ「見ている」だけのことが多いです。でも、小さなノートが1冊あれば、スタンプならじぶんで押せます。
しかも何個押しても無料なのも、親としてはありがたい遊び。
「スタンプありますか」と人に声をかけるコミュニケーションも、人見知りの娘には、きっと大冒険にちがいありません。

大人にとっても「こんなところに、こんな絵柄のスタンプがあったのか!」と街の再発見を楽しめます。

最近では「デジタルスタンプ」が人気だそうです。それに、駅窓口の無人化が進みつつあり、駅員さんに頼んで駅スタンプを出してもらうことが難しくなっていきそうです(先述の灘駅も最近、駅員さんの在留時間が減り、パンダスタンプはさらに押しづらい存在になってしまいました、あんなにかわいいのにもったいないな・・・)。さみしい時流です。

どうか、小さな子どもから大人まで楽しめる、昔ながらのアナログのスタンプをこれからも残してもらえますように。そして、願わくば、もっともっといろんな場所に置かれるといいな。

娘の宝物のスタンプ帳は、いま2冊目に入りました。
これからも、街なかのいろんなスタンプを一緒に探していきたいです。





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