散文 らいせはぱんつを
桜が咲いたらしい。
水筒は落下した。
サメのぬいぐるみはお風呂を泳ぐ。
吊られたライオンはロングヘアの虚無を見た。
猫なで声を上げたあの子が海の底を歩いた時、金髪のあいつは布団を蹴った。
塩を被った。
ワインは馬鹿になる。
バカならバカなりに、爪をはぐ。
ずっと昔はいつかの未来となり得るの。
才能があったのに定期券はここから逃げた。
スマホケースは山の中心。
彼が崩れたばっかりに、蟻は上手になっちゃった。
機械が1人きりになって喋り続けている。
ルールブックが川を塞き止めた。
海苔が泣けば政治は止まる。
剣が突き刺さったのは月のクレーターだった。
そうなることで冥王星は燃え尽きて、氷になった。
いいな。いいな。
茶色が私の目を覆う。
心地いい地鳴りは早く走り出したかった。
ブルドッグがそれを止める。
しんどい。
かなしい。
稲穂は揺れて墓場を祝う。
よぉ、と声を開けた地球は全てのものを投げ捨てた。
木霊する。
心はずっと後ろにある。
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