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美しくある自分

毎日慌ただしく過ぎていって
気がつけば社会人2年目☀

1年目の今頃と、今の私は全然ちがう。当たり前だけど。
見た目とか、話し方とか、所作を見直した。

化粧もがらっと変えたわけじゃなくて、
一部を少しずつ少しずつ変えた。
香水をつけるようになった。
(友達がくれたモノがすごく良くて、
香水に魅了されてしまった(照))
会社にいる綺麗な先輩の服装を真似るようになった。
笑うときはなるべく口を手で覆って、
優しい笑顔に見えるよう、困ったように
眉尻を下げて笑うようにした。

美容にお金をかけた。
美容院はちょっと良いところ、インスタでも有名な
いわゆる「カリスマ美容師」のいるところ。
化粧品も少しずつデパコスを使って、
アクセサリーも良いもの、他と被らないものを
選ぶようにした。
ネイルも常に綺麗にした。

会社での声は小さく、でも聞き取りやすく、
「女性らしさ」を忘れず過ごした。

すると、会社の先輩から「初めて見たときよりも綺麗になったね」と言われた。
この言葉が嬉しくて、何度も何度も頭の中で
リピートした。


なぜ突然、全てがらりと変えたのか。
社会人2年目だから?そろそろ彼氏がほしいから?
どれも違う。

教育係で付いてくださった先輩に、
恥をかかせたくなかったから。

営業職の私は、教育係の先輩(チューター)と
一緒に動く事が多かった。
チューターは外で、「うちの新人です」と
私を紹介し、私は名刺交換をする。
新人だから、仕事なんてできない。
せめて、「綺麗な新人さんだね」と思われたいと
当時思った。

もしかしたら、一般的に考えると
頑張る方向間違えてるかもしれないけど…。
でも、チューターに限らず、部課長や他の
先輩から「うちに綺麗な子が入った」と
思われたかった。
だから、自分を磨かないと、と思った。
すると段々、気づいた事があった。
私の業界は男性社会で、女であることは
武器だと感じた。
私はその武器を存分に磨いて、活かしたいと思った。

そうしてるうちに
美しくある自分が、大好きになった。




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