見出し画像

教育業からコンサルタントへ転職して4ヶ月経ったので振り返る

教育業(塾講師)からコンサルタントに転職して4ヶ月が経った。
業界も全然違う。パワポもほとんど触ったことない。
そんな自分がコンサルなんて本当にできるのか、記録としてまとめておく。

業務内容

現在はコンサルタントとして、業務改善系の仕事をしている。
弊社は小規模のベンチャーだが、クライアントはかなり歴史もある大企業であり、規模が大き過ぎて各部署が何しているかわからなかったりと、業務が非効率になっている部分が課題となっている。そこへ入り込み、クライアントの話を聞きながら業務の見える化&標準化の取り組みを行うのが僕の仕事だ。

4ヶ月経っての感想

正直、「意外とできるじゃん、俺」と思っている。

もちろん、先輩や上司に比べれば知識量も経験値も全然足りていないし、クライアントとの会話についていけない時もまだまだある。
ただ、そんなことは入社前からわかっていたので、あまり気にしていない。

具体的に「意外と行けるじゃん」と思えているポイントは次の3つ
✔︎ 会議の進行をスムーズに行えている
✔︎ 先輩や上司の指摘内容が納得でき、理不尽に感じることがない
✔︎ 業務知識量が一定溜まってきた分野・作業に関してはクライアントに価値提供できる時もある

まだまだ学ばなければならないこともあるが、塾講師をやっていた時よりはかなりビジネス戦闘力が向上したと感じている。
また、クライアントからの信用も少しづつ勝ち得ることができつつあると思える。

成長を実感する点

コンサルといえば「ロジカルシンキング」という言葉がよく出てくるイメージがあると思う。これは実際重要で、クライアントが特定分野の専門家の時、こちらが知識量や経験値でクライアントに並ぶことはない。(何十年もやっていれば別だけど)
そんな中でどうやってクライアントに価値提供するかというと、結論ロジック(論理)しかない。「ここがおかしいですよね」「ここが原因じゃないですか?」「これがベストな解決策だと思います」と言う際に、「なぜ、そう思うか」の根拠を論理的に述べることができなければ「使えないコンサル」として即切られて終わる。
とことん論理をつきつめることでコンサルタントは価値提供できるのだと思う。
ただ、入社して4ヶ月現在では「おかげでめっちゃロジカルになったわ!」という実感はない。先のような重要性が理解できたのと、考え方に慣れてきた程度である。

主に成長を感じた分野は、エクセルやパワポといった基礎的なPC操作である。
(基礎的な部分だからこそ成長率も高いのだと思うけど。。。)

まず、摘録を毎週作成しているため、タイピングは速くなった。
パワポについては塾講師時代はほとんど触れていなかったが、今ではこれがないと仕事にならない!と感じるほど使用している。

エクセルについては、塾講師時代はCOUNTIFもVLOOKUPも使えなかったが、今では関数を覚えただけでなく、マクロも組めるようになった。
特にエクセルは関数やマクロを覚えるとできることがググっと増えた。
極端にいえば「エクセルがあれば、なんでもできる」と思えるようになった。

大変だった点

最初の1、2ヶ月は苦しい時間が長かったなぁ、と思う。
特に大変だったのは以下の4点
 全員何言っているかわからない
・ のに、会議の進行を任される
・ 何もわからないのに資料を作らされ、ダメ出しされる
・ その他やったことない作業をバンバン振られる
正直めちゃきつかったが、コンサルではあるあるらしい。
また、会議の進行は1年目から任されることは他社ではあまりないようで、ベンチャーならではの成長機会なのだと、今では思える。

特に、何を言っているか理解できていないと、作業自体が苦しくなるものである。初めのうちは作業が新鮮でまだ楽しめたが、すぐに苦しさが勝った。

現在は仕事にも慣れ、理解できる内容も増えたため、無理な作業も少なく、そこそこ楽しくやれている。
後輩が入ってきたら優しく指導しようと思う。

今後の展望

現状では「意外とやれている」だが、今後失敗するかもしれない。
何が起こるかわからないが、10月の人事評価まではがむしゃらに頑張ろうと思う。
ひとまずは今の会社でマネージャーまではなりたいと思っている。
順調にいけば4〜5年でいけるかと思うが、早めにステップアップしていきたいなぁと思う。
その後どうするかは全く考えられていない。
今の会社も気に入っているし、このまま上り詰めるか、他のファームに転職するか、それとも起業するかなど、可能性は多岐にわたる。

一つ一つ着実にステップアップし、登った先で見えた景色を見て今後のことは改めて考えようと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?