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Kindle写真集:アレグリア メキシコの独特なお祭り Vol.5



「Carnaval Zoque Coiteco」
 ゾケコイテコ カーニバル

Zoque Coitecoカーニバルは、チアパス州にある
トゥストラグティエレス市から20分の距離に位置し、
「Coita」としても知られるOcozocoautla de Espinoza
(正しい綴りはOcozocuautla)の自治体の最も代表的な
祭典の1つである。

Ocozocoautlaは、北はテクパタン、南はビジャフローレス、
東はベリオサバル、トゥストラグティエレス、スチアパ、
西はヒキピラスとシンタラパと州境を接している。

ソケ族の民族グループは、古代のオルメカと関係があり、
今日、それらは主にチアパス州、タバスコ州、オアハカ州、
ベラクルス州に散在している。
このカーニバルは、この地域のアイデンティティを維持する
3つの文化、つまりソケ族、アラブ人、スペイン人の宗教的要素を
示している。

このカーニバルでは、ゾケ語で「父の太陽」を意味する
「タジャジジャマ」を称える派手でカラフルな服と様式化された
人間の顔をしたマスクを身に着けた伝統的なバンドとダンサーが
集まる。
その儀式は、ムーア人とクリスチャンの間の「善と悪」の間の
闘争を象徴している。
カーニバルで使用される楽器は、太鼓と24音の葦でソケ族の
起源であり、生命の鼓動と風の口笛を象徴している。

写真家 小林誠一(Seiichi Kobayashi):
各国の宗教文化、風習や習慣にフォーカスをし、撮影し続ける写真家(ドキュメンタリーフォトグラファー)。
殺人や麻薬組織同士の抗争などネガティブなイメージを持つメキシコ社会にあって信仰色の強い
独特なお祭りやマヤ文明から引き継がれるお祭りなど参加する人々の歓喜に酔い、舞う姿を映し出す。
Website: seiichikobayashils58.com


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