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MasterClass Lesson: Day 26 "Herbie Hancock's Harmony"

今日のレッスンでは、ハンコック先生の発想力豊かなハーモニーについて解説してくれました。
ハンコック先生の楽曲は、自由闊達なコード進行の連続だと思いきや、不可思議ななかにも芯があり、逆に一筋縄ではいかない深い音色が聴こえたりします。
ご本人のアプローチ法を見ていると、シンプルなメジャーコードやセブンスコードから"Rethinking"していきます。
単調にコードを和声で鳴らせば気持ち悪く聴こえる音も、アルペジオで弾いたり、進行によって妙味のある音になることを実演してくれました。
センスの為せる技とチャレンジ精神、そして音づくりを何度も"再考"してきた経験値があるからこそ手がけられる唯一無二のハーモニー。
多くの偉大なジャズ・ピアニストはセオリーから逸脱した固有の音があります。
その秘密の一片を垣間見たような学びの時間でした。

ハンコック先生は、鍵盤楽器サウンドの模索にも余念が無く、こうした探究心がジャズを演奏していく上では必須のスキルになるのではないでしょうか。

ハンコック先生もKORGのKRONOSで創造性が高まった!と笑顔ですね。
感性を豊かにするに、ぜひ鍵盤楽器の導入を検討したいところですねぇ。

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