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雄勝町大須八幡神社例大祭(令和6年)2024年4月21日

石巻市雄勝町大須 八幡神社例大祭
2024年4月21日

動画内容:
前夜祭
御祈祷・神輿宮出
神輿渡御(神社〜大須漁港〜宮守)
湯立神事
道祖(雄勝法印神楽)
産屋(雄勝法印神楽)
蛭児(雄勝法印神楽)
日本武尊・チラシ(雄勝法印神楽)
宮入(おのぼり)

大須のお祭では自分も神輿渡御の笛・太鼓でバタバタしてしまい雄勝法印神楽は少ししか撮れませんでした。(産屋だけはフルで撮れました)

大須八幡神社 社殿前

今年の大須の例大祭は、大須獅子舞保存会の会員にしていただいたこともあり前夜祭から参加させていただきました。御祈祷が終わってから囃子手や世話役さん、神輿を担ぐ六尺さん数人集まって囃子の練習、確認しつつ少し酒盛り。

祭当日は、不安だった天気もすっかり晴れて良いハレの祭日和でした。

大須のいつもお世話になっている方の息子さんが神楽保存会の若い担い手で、今年から笛を始めて一緒に囃子を演奏できたのも嬉しく、感慨深かったです。どんどん若い人たちが受け継いでいって、そしてまた数年経ったら次の世代へと続いていったらとても素敵だし、その中に自分も入って少しは役に立ていたら本当に嬉しいことだなと思いました。

直会や地元の人との話をすると、何気無い話の中で神輿の掛け声と揉み方の意味や、なぜ旧暦でやるのかなど出てくるのでこれもまた面白いです。

神輿の掛け声「ちょーさい・よーさい(ど)」と揉み方
地元の人曰く、波を表現する掛け声と、揉み方。掛け声と囃子は連動しているので、お互いに聞きながら合わせていく。
他の説だと「除災(じょさい)」が転じてじょーさい→ちょーさいになったというのも何かで読んだこともありました。

旧暦の3月15日が祭の日
旧暦のこの日だと、大潮に当たっていて、干潮になると神輿の海上渡御や防波堤になっている石の先まで行けるからという話を聞いて目からウロコでした。確かに月の暦でもあるしなるほどです。

六尺さんと世話役さん
六尺は神輿の担ぎ手で襟さしと呼ばれるカラフルな着物衣装を着けている。
世話役は白丁(白装束)を着けた人たち。おのぼり(神輿の還御)の際に六尺と世話役の激しい攻防が繰り広げられる。

他にも、まだまだわからないことがありますが、きっとこういう話をしていく中で知れていくんだろうな。

さて、来年のハレの日のために、ケの日をしっかり踏みしめて生きていこうとしよう。

大須のお祭記録:

2016年春祈祷

2018年例大祭

2023年例大祭

2023年例大祭 宮入(動画:阿部久良)

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