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石巻住吉〜中瀬近辺. お散歩記録 2024年2月2日

青空が見える天気だけれど、風が割と強くて顔や手がとても冷たい。
住吉の大島神社あたりで少しだけ雨が落ちてきたけれど、風ですぐに黒い雲は行ってしまった。飛行機も飛んでいる。

干潮だったのか公園付近の北上川の底が見えるほど水が引いている。
泥っぽい匂いと、ゴミが見える。震災でずいぶん形が変わってしまった離れ島。巻石のところにあった松ももう無いんだよな。何かの工事の排水なのか、水を川に流すパイプ。

高架橋の下はとても響く足音。面白かったので誰もいないのを確認して、何度か行ったり来たり。

古い方の内海橋を渡り中瀬へ。石ノ森萬画館が近くなると、外のスピーカーからアニソンが一生懸命流れている。その向かい側には震災から復元された旧石巻ハリストス正教会教会堂がある。そっちへ行って良いのか関係者以外立入禁止の看板もある。少し分からないけど、とりあえず行く。

少しよくわからなかった看板
旧石巻ハリストス正教会教会堂(2024/02/02)

教会堂は空いていて、中には市の職員が静かに佇み、簡単な手続きをして見学。白紙の来訪名簿に僕だけの名前が入る。

本当に人が来ていないんだろうな。
何かこう、もっと。。いや、そこについて考えるのは今はやめておこう。

じっくり中を見る。とても綺麗な状態。風で窓が揺れる。展示されている写真や資料のパネルが、なんというか、とてもボロボロな状態。貼りパネで簡単に作れるから新しい方がきっと気持ち良いと思うな。

旧石巻ハリストス正教会教会堂 1階
旧石巻ハリストス正教会教会堂 2階
旧石巻ハリストス正教会教会堂 パンフレット01
旧石巻ハリストス正教会教会堂 パンフレット02

教会堂を出て後ろに回ると、復元したはずの壁がまだ崩れていてそれを隠すシートを貼り付けているのにびっくり。数年前?復元後に壁が壊れたということは耳にしていたけど、まだ修理されていないのか。。。
だからさ、、、いや、とりあえず考えることは今はやめる。

旧石巻ハリストス正教会 壊れている外壁(2024/02/02)

東日本大震災から復元まで、色々と声を上げたり少し関わっていたので、なんとも言えない感じ。静かに見守っていこうと思う。

2019年7月30日の復元旧教会堂のオープニングセレモニー。この時から十字架の錆?がもう垂れていたんだなぁ。

歩いて立町へ。1週間くらい前にX(旧Twitter)で石巻版桃太郎物語の話で盛り上がった方に教えてもらった「旧観慶丸商店特集展 河南町の先人たち 木村匡と斎藤荘次郎」を見に行く。撮影もOKみたい。

河南町の先人たち 木村匡と斎藤荘次郎
解説シート 1
解説シート 2

明治、大正、昭和に尽力された二方。初めて知りました。こういう郷土史って自分から行かないと市内のことですら知ることができないような細かくも重要なことって沢山あるなぁと改めて思う。

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