「〜しながら」と「〜してから」

人生の長さはある程度みなさん平等です。
そんな中で、多くのことを成功させる人もいればそうでない人もいます。

平等に流れる時間の中で、なぜ結果は大きく分かれるのか?
様々な要因がありますが、今回は、考え方ひとつで時間を有効に使えるというお話をしたいと思います。

昔、MLM(ネットワークビジネスで)で得た「人材獲得・育成」「組織マネジメント」ノウハウを、自身のサラリーマン経験も踏まえ、企業向けに提供することを考えています。
参考:https://note.com/countlead/n/n1a56a08c876d
私自身は当時80人くらいの末端リーダーでしたので、そのレベルまでのノウハウまでしか分かりませんが、自分メモとしてマガジンにしてます。
殴り書きですが、ご興味ある方はどうぞ。

無意識に「〜してから」の人

とにかく、何をするにも「〜してから」という人がいます。

例えば、こんな例はどうでしょう?

「バイトの面接を1社受けて、だめだったら次の1社を受ける」
「料理が終わってから、後片付けをする」
「あたらしいスキルを完全に習得してから案件を受ける」
「この資格を取ってから、この仕事を始める」
「お金を貯めてから、独立する」

など、生活や仕事において「〜してから」の考え方がベースとなっている場合があります。

時と場合によると思いますが、基本的には「〜しながら」できないか?を考えると良いと思います。

「バイトの面接を5社一気に受けて、受かったとこにいく」
「料理をしながら、後片付けをする」
「あたらしいスキルを習得しながら案件を受ける」
「その職場で働きながら、この資格を取る」
「お金を貯めながら、独立する」

どんなシチュエーションでも、必ずというわけではありませんが、
上記の例で言うと、後者の方が、明らかに時短と言うことがわかると思います。

また、往々として「〜してから」の場合は、その後ろのことが叶わないことも多いです。

「いつか独立したいと思っていて、その資金を今貯めている」といいながら、10年経っても独立しない人なんてざらにいますよね。

独立する人は、さくっと!それこそ、自己資金がなくてもしますからね…

とにかく時間がもったいない

冷静に考えて、できるなら「〜しながら」のほうが早いに決まっていると思います。

グループ 1

料理一つをとっても、私は料理しながら片付けをします。
理由は2つあって、1つ目は単純に早いからです。2つ目は料理終わったらすぐ食べたいからです。(全体の時間が短く済むから)

料理をしていると、待つ時間があると思います。
お湯を沸かしているとき、煮詰めているとき、レンジであっためているときなど。

そういう時に、わたしは必ず洗い物をこまめにやります。

これが料理として正しい姿かどうかはわかりません。
ただ、少なくとも私は、料理をすれば即食べたいので、このスタンスでやります。

料理をしながら、片付けをすれば、料理が終わった時点で、洗い物は最後の工程で使ったものだけ。すぐメシにありつくことができます。

例があまり良くなかったかもしれませんが、これは単純なことだと思います。

自己成長においても、とても大事

先の例で言うと、よく耳にするのはこのあたりでしょうか?

「あたらしいスキルを完全に習得してから案件を受ける」
「この資格を取ってから、この仕事を始める」
「お金を貯めてから、独立する」

①「あたらしいスキルを完全に習得してから案件を受ける」
スキル完全に習得するまで待っていると、その案件なくなるので、私は3割〜習得と、あとは全体の道筋が見えれば、取りに行きます。

あとは、案件開始〜案件中に、習得仕切ればいいと思っていますし、いくら完全と思っていても、実案件となれば想定と違うことは山ほど出てきます。

業界によるので、絶対それが正しいとは言えませんが。

②この資格を取ってから、この仕事を始める
資格がないとその職場に全く関与できないのであれば別ですが、
そうでなければ、その職場に資格がなくても携われる職種で入ればいいと思います。

現場を見ることで、実際目指す資格をもっている方々にアドバイスをもらえるかもしれませんし。もしかすると、思っていたのと違う…と資格を取った後に思わずにすむかもしれません。

③お金を貯めてから、独立する
まあこれはほんとよく聞きますよね。
私は独立したときは、自己資金ゼロでした。今も融資で借り入れもあります。

また、そう言う経営者の方はごまんと居ると思います。

どうしてもお金がないとできないものは仕方ないですが、多くが「今独立しない」言い訳に過ぎないと思います。

勇み足とは違う

かといって、無謀に何も考えずに「やってしまえ!」というのも違うかとは思います。

ある程度の方向性は見えていて、パラレルで動かしても大丈夫と思える状況については、できるかぎり「〜しながら」という考え方が良いと思います。

「〜してから」は多くの場合、今やらない言い訳

「〜してから」の多くの場合は、「今やらない、やりたくない言い訳」であることが多いです。

今片付けしなくてもいい
今独立しなくてもいい
今資格取らなくてもいい
今、がんばらなくてもいい

そんな自分でも気づかない言い訳のために、「〜してから」という考え方で動いていると、あっという間に人生終わってしまう気がします。

私自身もそうですが、今、やらないための言い訳に「〜しながら」と考えていませんか?


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