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就職するために、学生のうちから実践経験を積み、ボランティアで学校領域とのつながりを作っていました

大学院卒の時点では何の資格もなかった私。
ただ若くて勢いがあるだけの人間では、
さすがに採用は厳しいと思っていました。

2024年現在、臨床心理士も公認心理師も3万人以上いる状況ですよね。
そんな中で競争をしなければならないのはハードだと思います。
厳しいのは確かなのですが、私なりにやっていたことを公開します。

①行動療法や行動分析学を使えるレベルまで引き上げた
大学院の実習だけでは現場で仕事にならないと感じた私は、
行動療法や行動分析を使えるような練習をしていました。
日常のあらゆる場面で行動レベルでとらえるとか、スモールステップとか、
様々なことを意識的にやっていました。
話を聴く練習もかなりさせてもらいました。

②ボランティアでアウトリーチ活動
精神保健福祉センターが運営していたひきこもりサポーターと
教育委員会がやっていた訪問相談というボランティアをしていました。
どちらも名前のとおり、訪問=アウトリーチです。
不登校の子のご自宅まで訪問して、
本人さんと一緒に遊ぶか、
親御さんのカウンセリングを行っていたのです。
(下手なカウンセリングだったことは言うまでもありません)

男性の心理職は、敬遠されがちなところがあります。
ですが訪問支援においては、「同性の若いお兄さんがいい」
というオーダーもあり、仕事の依頼をしてもらいやすかったのです。
思春期の男の子にとっては魅力的な存在。
そして男性の心理職が活躍しやすいのもあると思います。

そしてやれるだけのことをやった結果、
「うちで働いてみない?」というお声かけをいただきました。



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