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2023年は、自分の弱さが身に染みた年

私は弱い人間だ。とても臆病な人間だ。
責任からすぐ逃げる癖がついている。他人より自分を優先してしまう。人に意見を言うのが怖い。お金は、投資よりも現金貯蓄に回す。努力しなくても、ちやほやされたいと思っている。そのため、もっとルックスの良い人間に生まれてこれたらなんて、考えちゃうときがある。

今年の紅白歌合戦、チラッと見たよ。新しい学校のリーダーズすごいね。あんな沢山の歌手が集まるステージで、トップバッターで堂々とショーを披露してね。僕には、無理、無理。

なんて、弱い人間なんでしょうか。雑魚です。

できれば、変化したくない。変わりたくない。でも、変わらなければならない。

なぜ、変化しなきゃと思っているか。それは、環境が変わるから、、、。
年が明けて2024年スタート。でも、実家のペットはギリギリ年を越せなかった、、、。10年以上も家族を癒してくれた、最愛のペットちゃんが、突然動かなくなった。突然すぎて、ビックリした。せめてもの救いは、年末休みで、僕も立ち合いで火葬できたこと。

僕の家の蛍光灯も、年を越すことができなかった。電気屋が開いていてよかった。

家の近くのボロアパートも建替えで取り壊され、年を越すことができなかった。この土地、こんなに広かったんだって思った。

自分が変わらなくても、環境は変わっていく。それは、全てのものは朽ち果てるから。三島由紀夫の金閣寺で、主人公の坊主が、終わりがあるから美しいみたいなことを言ってたな。金閣を燃やさねば。

いや、僕は、変わってほしくないよ。できれば、残っていてほしい。思い出ほど美しいものはないじゃないか。思い出こそが夢であり、宝ですよ。

フリーレンだって、思い出を発見するために、新たな旅に出ているんじゃないのか?

な~、フリーレ~ン、人生の目的って、美しい思い出を残すためなんじゃね~のかよ~。

とにかく、環境は変わる。そうやって、みな、変化を余儀なくされているんだろうね。

自然の流れとは、こういうものなんだね。寂しいねぇ。

それでは、これからの人生、僕はどうなりたいかというと、強くなりたい。宮沢賢治の詩のように、雨にも負けず、風にも負けず的な。

僕の友人に、まあまあ金を稼いでいる友達がいる。そいつは、いつも自分の経済力を盾にマウントを取ってくるのよ。新しい女と遊んだとか、外食三昧だとか、稼いでいない奴はモテないからかわいそうとか。

でも、そいつの発言・行動は弱さから来るもんだと僕は感じている。自分はすごいんだって言ってほしいんだね、良い年してさ。でもね、経済力以外の部分は、だらしなく、甘々なんだよ。弱さがにじみ出ているよ。

私は強い人間が好きなんです。自分が弱いから。私が思う強い人間は、平凡な人生を受け入れて、普通に生きている人。

そんな平凡な人なんて、そこらへんに沢山いるじゃんって。

そんなことはないよ。平凡だからと言って、テキトーに生きるのと、平凡な人生に日々向き合って生きるのでは、全く違うよ。

過剰な承認欲求も欲望もなく、平凡な人生を受け入れて、だからといって投げやりになるのではなく、目の前の仕事に向き合い、お金に向き合い、趣味に向き合い、人生に向き合い、やるべきことを精一杯やって生きている人は強いですよ。

そういう人間に、私はなりたいです。そのために、2024年を過ごしたいと思います。

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