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おうち中学受験2024

2024年2月3日早朝に書いています。
おそらく今の生々しい経験は今書き記しておかないと…
という思いで書きたいと思います。

我が家は中学受験に全振りしない。(習い事などはやめてません)
塾には行かない(というか行けるほど経済的には余裕ありません。夕飯は家で食べさせたかったというのもあります。)
というポリシーでやってきたので、この時点で読むのをやめていただいても良いかもしれません。

おそらく我が家の事例が広がると、
塾業界には多大なるダメージとなると思います…

さて、とにかく大事だと思うことは。状況を見極めること。
状況というのは大きく2つ。
1つ目は、自分の子どもの状況。
2つ目は、自分の状況を把握した上で、
どの学校を受けるかということ。

1つ目、自分の子どもの状況をできるだけ正しく把握するということは、、、、まぁ難しいです。4年生から一緒に勉強するとして、「今理解できること」の範囲は変わってくるので、とにかくコツコツと積み上げていくことが大事です。そこで大事なのは「模試」だと思います。首都模試、N模試、四谷合不合へは惜しみなくお金を注ぎ込みました。四谷と首都模試は動画の解説があります。首都模試でありがたいのは昨年から解説動画がどんどん溜まってます。(四谷は今年度に関しては素晴らしいのですが期間限定です)1月最後、理科の総復習をというときに、首都模試を全6回復習しました。1日2回分でなんと3日で4分野の24問を復習できました。最後に適当に山を張るよりは、効率的だと思います。12月にN模試2回、四谷合不合、首都模試、Z会の模試と5個の模試をやりましたが、我が家の場合は「ほぼ予想通りの数値が出ました。」ある意味で上振れもせず、下振れもせずでした。残り1ヶ月でやることは「穴をできるだけ塞ぐこと」でした。みんなができる問題で全部落とすことがないように、できていない範囲(特に理算)を潰していく作業を行なっていました。幸い国語と社会は大きく落とすことは無くなっていました。社会はNHK for Schoolを徹底的に活用しました。理科もですね。小学校の動画で6年夏までは対応していましたが、最後はもっぱら10min boxでした。

そして、2つ目のどの学校を受けるか、に移ります。
今までの第1志望は12月のブレなかった模試の偏差値帯+5でした。
12月の時点で2/1にそこの学校を受けることはスパッと回避しました。
幸い、2次試験があるので、2/1に合格をとっていたらそこを受けるということにして、完全にそこの"第1希望校"「夢」を断ち切ることはしませんでした。

そして、2/1午前中は+1-2の”第1志望校”を、午後は-10の"第2志望校"を受験しました。
あくまで結果論ですが、2/1の時点でともに合格しました。パターンとしては最も良いパターンでした。

そして、昨日(2/2)は"第1希望校"の受験に行ってきました。
娘の顔はスッキリしていました。
まだ結果は出ていませんが、
2/1にうけた"第1志望校"へ進学をすると言っています。

第1希望校の合否はこのあとわかるわけですが、
おそらく2/1にうけた学校に進学することになると思います。

2/1午後にうけた学校も本当にいい学校だと思っていますが、
今日中に決断をして、
繰り上がりを待っている誰かのために枠を空けたいと思います。

うけ方を間違えれば、現時点で合格0という状況で、これから必死で合格をとりにいくことになったと思います。
これを読んでいる方がそういう苦しい思いをしないように、具体的に書いておきたいと思います。

我が家のパターンでは、第1希望校の2つに専念してしまい、2/1、2/2の両方×というパターンです。2/3以降で合格を取れるかもしれませんが、親子ともに相当厳しい状況になってしまうと思います。2/1に他の学校をうけていれば…という思いにもなってしまいます。

「合格体験記」では上手くいった例が多く取り上げられます。
その水面下にはたくさんの「失敗体験記」が埋もれているはずです。

まだ12歳の子にそこまで追わせる必要があるのか?
ましてや塾に通って様々な犠牲を払っているからこそ、
賢明な受験をしてほしいと思います。
能力が決まるわけでもなく、頑張りが評価されるわけでもなく、
とにかく1発試験の点数だけで合否が決まるものです。
冷静に、淡々と「合格」という「権利」をとってほしいと願っています。

本当に名前を出し、具体的に話をしたいような話ですが(有料版で??)
誰かの役に立てば幸いです。

そうそう、例えていうなら、今までは「マラソン」かな、と思っていましたが、「F1」の方が言い得ていると思います。
マシンの性能も違う、チームの予算も違う、子どもは「ドライバー」みたいなもんです。実際今シーズンはF1を一緒にDAZNで見てました。
フェルスタッペンのようにポールポジションを狙って決勝も1位目指すみたいのだけが中学受験じゃないです。
角田選手のようにとにかく予選を突破して、現実的な順位を狙っていくみたいなのが中学受験です。予算もそれぞれ違うとおもいますし、各家庭の状況も、各家庭のお子さんの状況も違ってくるわけです。時間は限られています。最終的には6年生の秋からは模試を受けまくって、お子さんの立ち位置を把握した上で、現実的な学校を把握して、現実的な受け方をしてほしいとお澪ます。無理して受かっちゃうと、それはそれで入学後に大変です。

長くなりそうなので、ここらへんで終わりにしたいと思いますが、
とにかく皆様のより良い中学受験に繋がりますように!!!

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