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ただ、ただ書く。

何を書けばいいのだろう。ぜんぜん、思いつかない。

年末年始はできるだけ、ダラダラせずに能動的になろうと思った。だけど書けない。

オンラインサロンの課題が大晦日に書き納めることが嬉しすぎたのだろうか。昨年の恋愛ことを書き上げるのがすごく苦しくて、完成した時は達成感が溢れていた。そのせいだろうか、新年になってから書かなければならないという強迫観念が僕の中で生まれていた。

昨年からずっと書いている小説も書きあがらないし、ある人に贈りたい小説もまだ完成していない。仕事中にその構想を浮かべるけど、仕事終わったときには、すでにその構想は頭の中から消えている。なんだろうな、この現象。

最近、田中泰延さんの『読みたいことを書けばいい』という本を読んだ。文章のノウハウ本だと思って買ってみたけれど、ぜんぜんそんな文章術の極意さえも書いてなかった。話題の本なので、ネットでレビューがたくさん書いているので感想文みたいなものは書かないが、ひとつだけ、響いたフレーズがある。

承認欲求を満たすのに「書く」は割にあわない

たしかに、僕はめちゃくちゃ「書く」ことで承認欲求を満たしたかった。このnoteで「スキ」をたくさんもらいたいし、あるライターにも勝ちたかった。でも、ぶっちゃけ承認欲求を満たすために書いたものって、あんまり面白くない。ただ、自分が面白いもの、書きたいことを書いているほうがよっぽど楽しい。この本に書いているように、書くことはめっちゃ辛い。自分の中の思考を絞りだして、命を削るような思いで書いている。それは全世界の書くことに携わる人において言えることであると思う。

「書くのが好きな人」のもわかる。僕だって好きだ。でも書く事は本当に地味だし、完成するまで時間を要する。書いている間だったら、女の子と遊んだ方がよっぽど楽しい。でも書くことが好きなる瞬間は、文章がのっているときと、完成した時だ。そこが醍醐味なのかもしれないし、それが僕がやめられない理由だと思う。

今年はただ、ただ、愚直に書き続けるようにしよう。人の作品や、評価は気にせず、自分がただ伝えたいことを書き続けいきたい。さあ、今年は何を書こう


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