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検索エンジン競争でのGPT系とBard - あまり変化がなかった検索エンジン -

今回のエントリーは、まだわたしの中で結論は出ていないです。
そのため文体を含め乱暴な文書です。
すいません。
ひとつ答えらしきものがあるのは、Windows 11(いまから10を新規で入れるケースもないでしょう)を導入して、そこまでChromeにこだわることはない。
ChroniumになったEdgeがよくなってきて、Microsoft 365ユーザーだとChromeより使いやすかったりもする。
あとはセキュリティ脆弱性対応がChromeよりEdgeの方が対応、早くなってきました。
ここまでです。

ところでPromethus/Bingで旅行代理店がPromethueのチャットモードが強くて、もう案内はいらない廃業の危機と騒がれました。
あれ、本当にやって旅行した方はいます?
いないと思いますよ。
まだ、そこまでの完成度はないでしょ。
ビッグワードは既存の検索エンジンの方が強いです。
例えば、CoCo壱番屋のカレーにトッピングしていくらになるか。
これLLM AIならできるはずですが、そんな面倒なことをするより、検索エンジンのビッグワードで「CoCo一のメニュー」でしょ。
「番屋」を省いてもいまの検索エンジンはAIで構文解析しているのでGoogleでもBingでもCoCo壱番屋のメニューがトップに表示されます。
あと「壱」ではなく「一」でもいまの検索エンジンは検索ができちゃいます。
はい、メニューを見ながらCoCo壱のカレーを考えた方が早いです。
これが結論な気もしますが、既存検索エンジンがなくなることはないと思います。
プロンプトエンジニアリングでチャットで結果を出しても、そこに既存検索エンジンがクロールしたものを学習させると思います。
URLリンクをそれで出されても見づらい。
それだと、いまの検索エンジンでいいやって。
もうひとつのこと。
Bingのこの既存検索エンジンとAIチャットモードの同居。
うーん、ChatGPTってプロンプトの単機能に絞ったのと比較するとそこまでうまくいっていない。
Alphabet/GoogleがBardを検索エンジンと同居させなかったのもそこがあるのではないか。
ただし、ここのUI/UXを制したものが次世代の検索エンジンの勝者になります。
その勝者がGoogle、Bing以外になる可能性はまだあります。
もしかしたら、それはAppleやMetaかもしれないし、新たな企業かもしれない。

AIのことの前に現状のBingについて。
わたしがEdgeにスイッチしたのがPromethus/Bingに合わせてで、それまではChromeでした。
なので、それより前のBingを完全に理解していないのですが、いまのBingはビッグワードでGoogleで互角かと。
もともと検索ってのも正解がなくて、フレーズ検索でもBingではずれはなくなりました。
Google検索と結果が違うのは当然ですが、検索したいものにはBingでもほとんどたどりつけます。
Edgeでデフォルト検索エンジンがBingで困るシーンってのも、もうほとんどないんじゃないかな。
これはどこも書いていないですが、多分、Bingのクロールしたインデックスを作るAIがGPT系AIの開発がフィードバックされたのではないかと。

既存検索エンジンとAIの話。
ChatGPT以前から検索エンジンにAIは導入されていました。
クロールしてインデックスするのにもAIが使われていましたし、検索ワードの自然言語の構文解析もAIを使っています。
GoogleだとOK Googleの技術も双方でやりとりしていると思います。
既存検索エンジンがAI技術をまったく使っていないは誤解。
これはわりとどうでもいいか。

次に検索エンジン競争を難しくてしているファクターでスマホ。
iOSでデフォルト検索エンジンはGoogle以外も設定できますが、わざわざやるかって。
Appleは検索エンジンをいまのところは持っていないですからね。
Androidはちょっと事情が違うのですが、Androidで出荷状態でGoogle検索をインストールしなくなることもないはず。
MSはiOS、Androidアプリも出しているのですが、MSがこの出荷状態の標準を崩せるかがわかりません。
iOSに関しては、MSがAppleに技術や資金提供すればAppleがデフォルト検索エンジンをBingにする可能性は否定しませんが、Androidはね。

デスクトップの関してはまた別の観点で、Microsoft 365(Outlook)とGoogle Work Space(Gmail)のどっちを使うか。
ただ、これもEdgeがMicrosoft 365をかなり意識してEdgeを変えてきているのがあったのですが、いまはChrome、Edgeとも描画エンジンがChroniumなので互換性はほぼ変わりないです。
いまのEdgeだとGmail、Google Work SpaceはChromeとほぼ変わりなく使えます。
逆もしかりです。

ちょっとここでまとめます。
スマホに関しては出荷状態のブラウザがどうなるか次第。
いまのところ検索エンジンを持っていないiOSのAppleの動向がキーになる。
Windowsに関しては、もうEdgeでも問題ない。Chromeのインストールにこだわる必要はない。
あとAlphabet/GoogleはChromebooksがあるので、Chromebooksはノート型のみですが、こっちにWindowsからシフトさせたいのもあるのでここもちょっと違います。

ビジネスの効率化改善ツールのAIとしてはMS/OpenAI勢が一歩リードしています。
これが検索エンジンになると、Alphabet/Googleは多分、当人たちが気づいたと思うのですが、そこまで差をつけられていない。
逆にMSもそう簡単にGoogle検索の牙城は崩せないのもわかっているでしょう。
未来の検索に生き残るのがGoogle、Bingとも限らない。
パブリック・クラウドでのAI利用は正直、Amazonも追いつけるんですかね?GW前に日本企業でもAzureでChatGPTの導入が出てきています。
Amazonは無料や安価なお試しサービスはやらないようですしね。
いきなりAWSでの利用。

ちと、話が脱線しすぎた。
ただ、検索エンジンはまだ明確な回答は出ていないのではないかと。

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