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SIプロジェクトのPMの仕事の前提の条件

ちょっと思うところがあり、これを書いています。
最近、復業・副業ブームでSIプロジェクトでフルタイムコミットしないパラレルワーカーのマネジメントが求められることがあります。
そこで、PM、PMOの仕事の前提の条件を整理してみました。

1.フルタイムコミットのメンバーがいる
2.指揮命令の権利がある
3.開発に使用するプロダクト・ツールの選定権限がある

主にはこの3つですかね。
あとはこれに文章管理の権限、顧客折衝で前面に出る権限が加わると思います。
そこは今回は話が長くなるので割愛します。

一番悩ましいのがフルタイムのコミットのメンバーがいないことです。
これは、PMの仕事の前提の条件を満たしていないと言えます。
海外オフショアは時差の問題がありますが、これをクリアできます。
国内ニアショアも、この問題に対処できます。
問題はリモートで復業、主にメインの仕事以外として参画しているメンバーが中心になる。
パラレルワーカーは使いにくいです。

ここでSIから離れて、Web媒体の話をします。
これでも基本的には平日の昼間にメール、リモートを含めてのコミュニケーションが取れるメンバーがいることが前提です。
出版は締切がWeb媒体と異なりますが、基本的には出版社の編集はサラリーマンですから、平日の昼間にメール、リモートを含めてのコミュニケーションが取れるメンバーであることが前提です。

まぁ、SIプロジェクトのパラレルワーカーは使いづらいです。
そうすると、夜遅くのMTGが発生して、PM、PMOの負荷が増えます。

実際のところ、パラレルワーカーは仕事が散漫になります。
本業をやった後の夜に仕事するので、
生産性はいいのかもしれないのですが、とにかく成果物が出てこない。

最初に戻るとPM、PMOは冒頭の3つの条件が揃わないとコンビニや外食のバイト店長と同じです。
コロナ以降に顕著になった気がするのですが、発注主自体のレベルが著しく低下しています。
発注主がSIプロジェクトを知らない。
冒頭の3つの条件すら知らない。

まぁ、金をケチってDXをやるのは無理です。

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