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勝手決算:日清食品/食品業界の雄はコロナ禍でどう動く?カップヌードルの今がわかる!

お次は日清食品さまです。CM面白いですよね、CMに限らずプロモーション全体が攻めていて非常に好感もてます。agencyは大変だと思いますが、それはそれでやりがいのある企業さまだと思います。ROIとかに反映されない部分への投資をどう考えるかというところに企業の漢気感じますね。オーナー企業じゃないと難しいですかね。

とはいえ、IR資料はなかなか手堅い感じでした。どちらかというとキリンさんに近いイメージです。

日清さんは19年通期のレポートです。

まずはサマリーです。

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※EPSは1株式会社あたりどのくらい稼いだかの指標でキリンさんも使っていました。

増収増益で19年は好調に推移したといえると思います。

4,689億円(売上)/413億円(営業利益)と単価がそこまでたかくない商品でそこまでの事業を成すのはすごいですね。

ROEも9%と日本企業にしては優等生かなと思います。

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セグメント別ではお菓子意外は好調で、中国をどう攻略していくかが今後のkeyとなるのかなと思います。中でもカップヌードル、どん兵衛は過去最高売上を達成するなどマジで好調です。

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中計に対する進捗も20年計画時より少し前倒しするなど好調さが伺えます。

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このあたりの書き方は特定の戦略コンサルの匂いを感じますね。よく見る書き方な気がします。

面白いのは経営戦略として特定ブランドのブランドコミュニケーションが挙げられていることです。

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日清さんの掲げるDXがどのようなものなのか少し気になりました。

今後は無視できない中国への展開とDXあたりが個人的には注目です。

よろしくお願いします。

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