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【地中海の風を感じて】マルタの食事情

マルタでの日々はほぼほぼnoteでお届けしていたのだが、今回はマルタでの食事の総集編を。

まず、マルタには当然マルタ料理がある。
ウサギやラビオリ、パスティッツィなどがそうだ。
ただ、イタリアのすぐ近くに位置していることもあり、イタリア料理も多く食べられている。

また、私の住んでいたセントジュリアンは留学生が多い地域だったため、トルコ料理や中華、日本食レストランもたくさんあった。

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手作りごはん

マルタではほとんど自炊をしていた。
夜に外食したのは2回だけ。
お昼はカフェに行ったり、買ってきたり、作ったりとまちまち。

私がマルタで最も多く食べたもの、それは「手作りパスタ」だ。

なんせマルタ(たぶんイタリアも)は乾燥パスタがとても安い。
500gで0.6ユーロ(約72円)ほど。大容量を買うともっと安い。

加えて、瓶に入ったソースやチーズ、生ハムも豊富で、スーパーマーケットはパスタを作るためにあるのではないかと錯覚するほどだ。(言い過ぎ)

よく作っていたのはジェノベーゼパスタ。
バジルソースにミルクを少し、ゆで汁を少し加え、塩コショウで味を整える。
上にハードタイプのチーズ(3ユーロ/200g)と生ハムを少し(4ユーロ/100g)をのせ、お好みでプチトマトと炒めたマッシュルームを添えたら完成。

バジルパスタ


いかにも、私が考案したレシピのように書いているが、実は最終週に入ってきたフラットメイトがよく作っていたのをマネしただけだ。
シェフの卵らしく、毎日美味しそうなものを食べていた。

シェフのジェノベーゼパスタの前は、もっぱらペペロンチーノを食べていた。
醤油を手にしてからは和風パスタも時々。

あとは、オムレツやホットサンドも作った。うどんも。
肉や魚は自炊で一人で食べることはほとんどなかったなあ。

お手軽ランチ

ランチはパニーニやカルツォーネ、パスティッツィが主。

学校近くのカフェだと、大きめのカルツォーネが3.5ユーロ。
モッツアレラや生ハムがたっぷりで、イタリア感満載だった。

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パスティッツィはマルタの伝統スナック。
パイ生地にリコッタチーズが入ったもので、ハイカロリー&ローコスト(0.5ユーロぐらい)。
私は最終週あたりからハマってしまった。
もしも初週にハマっていたら、私の顔は今頃真ん丸お月様だっただろう。

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外食ごはん

カフェ以外のレストランでの外食はディナー2回、ランチ1回の計3回。
ヨーロッパでレストランというと、日本のわりとお高めのお店をさすことが多い。
ちょっとしたランチやディナーなら、カフェがおすすめだ。

①LaPira Maltese Kitchen (Valleta)
バレッタのカーニバルに行った時にレストランデビューを果たした。
ボンゴレビアンコ、ヘビーだったけど美味しかった…。

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②Azure Window Memorial (Gozo)
これまたゴゾのカーニバルに行った時に訪れたレストラン。
魚介のパスタを頼んだ。
昼から飲むマルタワインは格別。。
スパークリングで1本15ユーロぐらい。3人で十分すぎる量だった。

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③Peperoncino (San Giljan)
ガイドブックにも載っている有名店で、シーズン時には予約必須
(私は予約なしで開店と同時に入った)
名前の通り、イタリア料理店で、新鮮な魚介やステーキを楽しめる。
サーモンのリゾットを友人とシェアし、メインは日替わりのグリルドフィッシュにした。

テンションが最高潮でほぼ写真は撮っていない。
とにかく、マルタを訪れたらここのリゾットを食べてほしい。
私の忘れられない味になった。

少しお高めだったけれど、大満足。。

スイーツは正義!

スイーツは正義です。
外国のお菓子って、めちゃくちゃ甘いイメージがあって最初はあまりスイーツには興味を示していなかった。

確かに、「あまっっっ」というものも結構あったけど、好みの味のものも見つけられた。

①RIVA RENO GELATO (San Giljan)
まずはジェラート。
私のbucketlist「海を眺めながらジェラートを食べる」を叶えた。
正直ジェラートはどこも美味しい!!
スモールで3ユーロぐらいだったかな。

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②FRENCH AFFAIRE (Slima)
奥のケーキは、甘すぎずしっとりめで日本人受け良さそう。
結構重めだったから、ツナパイ(手前)はいらなかったかも。

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③MULINO BIANCO
ラストはイタリアのお菓子メーカー!
マルタのスーパーマーケットで買える。
クッキー、マフィン、たくさん種類があり、全て美味しすぎる…。

荷物が増えるから、とフランスで買って帰ろうかと思ったら、まさかのフランスのスーパーには1種類しかなくて凹んだ。
かさばるけれど、気に入ったものは、見つけたら即買いがおすすめ。

ホームパーティー

学校の生徒であれば、寮は出入りOKだったのでホームパーティーを何度かした。
カレー、寿司、トルコ料理、フレンチトースト、ディップ...。

寿司は他国の留学生に振舞った。
初握りでした。喜んでくれていた?はず?
短期の留学でも、だしやしょうゆを持っていくのがおすすめ!
しょうゆは現地でも買えるけれど、やはり高い。

お気に入りはトルコ料理!
フラットメイトのシェフ志望の子が、寿司のお礼にと作ってくれた。
チキンライスがとても美味しくて「毎日食べたい!」と伝えたほど。

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マルタのスーパーマーケット

マルタのスーパーはとにかくひとつの材料の種類が豊富。
特に、フランスやイギリスと比べるとパスタ関連のものが多い。

野菜は量り売りで、袋に詰めてはかりに乗せて野菜ナンバーを自分で打つか、近くにいるスタッフに渡す。

お肉は日本の精肉店みたいな感じ。
この料理作りたい!と伝えると、程よいサイズにカットしてくれる。

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牛乳は普通の牛乳と、日持ちがする、冷蔵されていない牛乳がある。
どれを買えばいいか分からず、初めの内は好きだけど飲んでいなかった。

一番テンションが上がったのは、ヨーグルトコーナー
ギリシアが近いことも関係しているのか、日本で見たことがないものばかりだった。
毎週500gの固めのギリシアヨーグルトを購入していた。
1kgバケツサイズのものも他国の留学生はよく食べていたなあ。

こちらはチーズ
この4倍の広さは売り場がある。
ホットサンド用のスライスチーズや、サラダ用のモッツアレラ、パスタ用のハードチーズを食べていた。
種類豊富すぎて、おすすめは不明だが、どれも美味しかった。

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日本でもだんだんと進んでいるが、マルタのスーパーは基本的にレジ袋はもらえない。フランスでもイギリスでも同じ。
有料で購入するか、エコバッグ、もしくは手で持って帰る。

ちなみに私は一番初め、
「Do you need the bag?」
を、何を思ったのか
「あなたはバイクで来ていますか?」
と勘違いし、もちろん
「No!」
と答え、バッグをゲットすることができなかった。
(抱えて持って帰りながら「bagやん...。」とセルフツッコミ)

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と、マルタの食事情はこんな感じ。
マルタ料理全然食べてないやーん!と思ったそこのあなた、
「Exactly!」
そうなんです(涙)

ラビオリとか、食べたかったなあ。

でも、やり残したことをマネージャーにいちいち報告すると、
「また行く理由ができたね」
と言われるので(優しいよね)、
次回マルタを訪れた時にはラビオリチャレンジしようと思う。


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