マナーが人間を作るんだ¦Kingsman
イギリスのスパイ映画『Kingsman(キングスマン)』を観た。
感想は……
シンプルに面白かった!!!
派手なアクション、CGを駆使した映像、伝統的な英国ファッション、どのシーンも心を奪われてしまった。
お話や世界観が面白かったのはもちろん、主人公ハリーの言葉、悪役ヴァレンタインの思想、不良少年エグジーのピュアさなどなど登場人物も印象的だ。
紳士とは
コリン・ファース演じるハリーはスパイ集団キングスマンのメンバーであり、表の顔はスーツのテーラー。
とにかくスーツ姿がかっこいい。
立ち振る舞い、言葉、真の英国紳士とはこの人だなあと思う。
しかもそのままの姿でアクションをするのだから、惚れないわけがない。
「マナーが人を作るんだ」
イギリスは厳しい階級社会だ。
そんな中、下流階級で不良少年だったエグジーに向けて言った言葉がこれだった。
マナーは、新入社員の私にとってはすご〜くよく耳にする言葉だ。
この前受けた研修の講師の方が伝えてくれたことがある。
「マナーは思いやりであり、自分ブランディングでもある」
つまり、マナーは他者のためでもあり、自分を作るものでもある。
劇中のハリーの「マナーが人を作るんだ」を聞いて、講師の言葉も思い出された。
ハリーはエグジーに向けて伝えたかったのは、人は変われるし、振る舞いや態度は選択できるということではないだろうか。
それができるのが、紳士であり、階級が紳士を決めるのではない、ということではないだろうか。
たぶん。
たぶん。
私もなりたいと思った。
女性だから淑女かな?
与えられ、選べないことは山ほどあるけれど、振る舞いや態度は選ぶことができる。
それぞれの正義
海外映画の悪役って、なんだか憎みきれないことがよくある。
それは悪役の考え方が、屁理屈なようで意外と論理的で、妙に納得させられてしまうからだ。
キングスマンのヴァレンタインもその1人だ。
この映画では悪役だけど、実際にいたら少しは情けを持ってしまう人もいるんじゃないかなあ。
(実際存在したらかなりヤバい人だけど)
彼の計画には全く賛同できないけど(当たり前!!!)計画の動機には、なるほどなあ~~と思ってしまう。
あまり書くとネタバレになってしまうから、ナイショ。
悪役も悪役なりに、信じてやまない正義を持って行動しているんだなって。
自分とは違う正義を持っているから、と攻撃してくるヒーローは、悪役の目にはどのように映るのだろう。
こんなこと考えなくていいほどの悪役だったらスカッとするのかなあと思いつつも。
こんなことを考える間もないほどの非道な悪役が出てくる映画は、それはそれでイライラしてしまうかな?笑
―――
キングスマンって、何も考えなくても面白い!!!と素直に思える映画だけど、自然と色々考えてしまった。
これもまた、キングスマンの魅力なのだろうか。
次はシリーズ2を観る!!
あ~ロンドンに行きたい!!
※本当に面白いけれど、他のアクションよりも過激な表現があるので、血やグロいのが苦手な人には厳しいかも…。
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