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「成長」とはなんぞや?を自分の言葉で考えてみた【読書感想文】

絶賛「積ん読」精算期間である私は久しぶりに「働き方の哲学」という本を読み始めた。
3年前に買ってから、思い立った時にちょこちょこ読み進めている本(遅い…)。

働き方の哲学(村山昇著)

内容は面白いが、なんせ大きいために持ち運ぶにはやや重い。横開きだし。
などと読むのに時間がかかっている言い訳を述べておく。

この「働き方の哲学」の中でとあるワークが出てきたので私もやって見ることにした。

「成長」を自分の言葉で定義する
働き方の哲学 p.86-91

難しいなぁと思ったけれどワークシートが用意されていたので、シートに沿って考えていく。

STEP1.成長体験を思い浮かべる

・メディアで底辺から月間最高PVを取れるようになった
・人前に立つのが恥ずかしかった自分が舞台で演じられた
・初めてのトランジットが上手くいった
・400m走に初出場をして、面白かったと思えたこと

などなど、このほかにも意外と浮かんだ。
ただ自分が思う成長体験が、数字的な結果が出せたことに偏りすぎているなあとも気づいた。
総じて、「赤ちゃん状態から大人になれたこと」みたいな感じかな。

STEP2.成長の定義・解釈

・トレーニング量を積み重ね、力を発揮・応用できること
・知識を自分というフィルターを通して理解し、表出させること
・緊張や不安に打ち勝ち声を出せること
・努力を重ねるうちにある日突然気がついたら訪れている、自覚の先にあるもの

今こうやってnoteに書いている時には客観的になれるというか、シンプルに考えられるのだけれど、このワーク中は「自分なりの解を出さねば!」と逆に頭を石のように固くしていたように思う。
一部「成長するには?」の解になっていたような気もするし。
一番最後の言葉が私としては感覚としてはしっくりくるものだなぁ。

STEP3.成長の図化

ある日突然というのと、適切な努力によって乗り越えられる、を表した

STEP2を踏まえて絵を描いてみた。
積み重ねている時には、不安定だしプレッシャーも時には感じるけれど、続けるうちにある日突然見える世界が変わる、ということを表してみた1つめ。
2つめは適切な努力をすることでハードルは飛び越えられるものであることを知る、ということを表してみた。

STEP4.行動習慣

①知識を得る(本、対話、日々から気づきや視点を得る)
②得たものを表出させる(書く、話す、動く)
③1日1つの小さな緊張や不安を乗り越えるようにする(スモールステップ)

正直STEP4が最も難しかった…。
ここが私の思考の課題なんだろうな~と思う。
分かった上でじゃあどう実践・活かしていくの?という具体化ってすごく難しいよね。

これって、いかに日々考えて、今あるものや過去のことを未来に向けて自分ごと化できるか、というトレーニングなんだなあ。
トレーニングだから日頃から思考の癖を付けていかないと難しいと感じるのだと思う。

このワークを通して「観」を育てていくと筆者は言う。
「観」って自分なりの軸や方向性だと私はとらえた。
機会がないとこういうプロセスに沿った考え方はしないけれど、機会を得たのだから物事に対してボーッとスクロールせずに自分の言葉で考える訓練をしていきたいな~。

「働き方の哲学」若者だけではなく、仕事と生き方を立ち止まって考えたいすべての人にオススメです!
まだ全部読んでないけど!笑

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