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【株取合戦】投資初心者体験記 ディフェンシブ株 NTTドコモ(9437)編

不労所得に憧れて株投資をはじめました!書籍やブログを参考にやってみましたが、やっぱり実際にやってみると教科書通りにはいかないですね。
これから投資を始める方が教科書通りに投資してカナシイ思いをしないように、体験談(主に失敗)と少しばかりのアドバイスを書いていきたいと思います。
投資で勝つ方法はこのnoteには書かれていませんので、他の方のnoteを見てください笑。

はじめに

株投資といえばやっぱり「配当」ですよね!初心者には「株価の安定したディフェンシブ株(交通、通信、インフラ系)がお勧め」といろいろなところで書かれていました。そこで高配当で有名&大企業のドコモ株を買ってみました。

これから投資をはじめる方へのアドバイス

いきなりですが、これから投資をはじめる方に伝えたいことです。これ以降は補足です。お時間のある方はご覧いただければと思います。
(画像が表示されない方はこちらを確認)

図表1.アドバイス

トレードの概要

今回のトレードの概要です。株を買ってから売ってトレードを終えるまで約4ヶ月の中期?トレードでした。
ポジションが2つあるのは、損切して一旦撤退しているからです。本当は配当が確定する日までずっと持っておくつもりだったのですが、教科書通りいかなかったのがこの結果です。

図表2.トレードの概要

トレードの詳細とそこから得た経験

図表3.チャートとトレードのタイミング

○買1:(2019/1/28) 100株@¥2,574.4-
年明けから日経が大暴落していたため、本当はもっと早く買いたかったのですが、証券口座が使えるようになったのがこの頃でした。しかも早く買いたかったため、時間外取引(PTS)での購入でした。チャートを見ると前後に比べて下がっている日だったので、当時はいい感じで買えたかも!と思っていました。

○売1:(2019/3/8)100株@¥2,545-
買ったあとは株価が上がって¥2,600も超え、「評価額がプラスで株投資って楽して稼げる!」と油断していました。
3月になると一転して下落トレンド、「これだけ下がったのだから明日は反転する」と日々思っても好転せず、毎日評価額が下がっていく事態に、、、
マイナスに耐えられなくなって、ついに損切しました。マイナス¥2,940でした。一時はそれくらいのプラス評価だったので、利益確定しておけばと思えど、後の祭りでした。
ただ、その後も株価は下がり続けたので、結果的には¥2,545-で売れて良かったのかもしれません。

○買2:(2019/3/22)100株@¥2,472-
権利付き最終日の直前に大幅下落があるとは思ってなかったので、安く買える!と飛びついてしまいました。しかも最終日は¥2,520-近くまで上がって、売買差額(キャピタルゲイン)まで期待できるかも、浮かれてました。

そして配当落ちの結果、、、まさかの2日後に¥2,400-も割りました。なぜこんなに下がるのか、最初は何が何だか分かりませんでした。原因(?)は「配当落ちに合わせた大量の空売り」でした。これはディフェンシブ株でも対象外ではないですね。下げるための空売り、そして下がったからの空売りがプラスされ、空売りが収まるまでどうにもならない状態に。

○買3:(2019/4/2)100株@¥2,408-
大幅に下落したので「さすがに明日は反転するにちがいない」と願って、マイナスを取り戻すために100株購入しました。
振り返りでも言いますが、あきらかに不要な買いです!1週間程度で空売りは終わりません。

○買4:(2019/4/11)100株@¥2,305-
¥2,300-を切ったところです。「さすがにこれより下がらない」と思って100株購入しました(値段は当日では高い方です涙)。結果としてこの日が底値。ここで買って正解でした!

○売2:(2019/5/13)300株@¥2,410.5-
日々株価が上がってくると今度はいつ下がるのか不安になってきます。
「魚の頭と尾はくれてやれ」という格言(?)が気になり、ついに売却してトレードを完了しました。2019/5/21現在で¥2,483.5なので、完全に早く売りすぎでした涙。

買2:+¥247,200-
買3:+¥240,800-
買4:+¥230,500-
売2:ー¥723,150-
ーーーーーーーーーー
    +¥4,650

振り返り

今回のトレードを振り返ってみると、いろいろと損をしているところが分かりました。
★1:ポジション①は不要
最初、書籍では「1ヶ月以上前の値上がりする前に購入しましょう」とあったので、早く購入して権利付き確定日まで株を保持しようしました。ですが、そもそも株を保持している期間(日数)に応じて配当金が払われる分けではないんですよね。権利付き最終日に購入して翌取引日まで保持していればそれでよかったと、、、

★2:買3は不要
空売りは1週間では終わらないと分かりました。マイナス分を取り戻すために安く買うなら、空売りが収まる数週間は待たないと危険だと実感しました。買3をせず買4のタイミングで200株買っていたら、もっと利益を出せたと思います。

★3:売2のタイミングが早すぎ
ずっとマイナスだったので、やっとプラスに転換したのでスグに売りたくなりますが、もっと我慢して待たないと全然利益が出ないことが分かりました。

★4:配当落ちの内容について
ここは反省というよりも知ってビックリしたことです。
配当落ちで配当金の額だけ株価が下がるということは、「株価の差額を現金化している」だけです。つまり、売買差益(キャピタルゲイン)と違いはないですよね(株価が上がるか下がるかの違いはあるとしても)。
唯一の違いは差額を現金化しても株を手放すことがないことくらいでしょうか。

今後のディフェンシブ株の買い方

今回のトレードの経験を踏まえて、今後ディフェンシブ株を買うとしたらどうするか纏めてみました。銘柄や株価は違ったとしても、配当落ちに合わせて空売りを仕掛けられたら同じような状況になると思います。

図表5.今後のディフェンシブ株の買い方

さいごに

投資初心者が株の教科書を参考に、ディフェンシブ株であるドコモの株を買ってから売るまでの体験について書いてみました。
最後までに読んで頂き、ありがとうございました。読んで頂いた方に少しでも役に立つことあったなら幸いです。
これからも初心者投資の体験話をいろいろ書いてきたいと思います。
<次回以降の予定>
○たくさん損切した話
➡ 【株取合戦】投資初心者体験記 10万くらい損切して学んだこと
○自分と相性のよい銘柄は勝率が高い話
➡ 【株取合戦】投資初心者体験記 全7回勝ち越し 相性のいい銘柄を見つけよう
○リスク分散の話
➡ 【株取合戦】OneTapBuy(ワンタップバイ)全米国株毎月購入チャレンジ
○NISAの話

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