こととか
「こととか」は、福島県 耶麻郡 西会津町で出会った、年齢も職業も生活リズムも異なるメンバーによる、ゆるやかな集合体です。 2020年8月1日、久々にパソコンの画面越しに顔を合わせた私たちは、1年後の同じ日に、再び西会津に集まってお互いに会うことを決めました。 2021年8月1日、みんなに会う「その日」がやってくるまで、それぞれが過ごす時間を定点観察のように記録し、ときどき公開しています。 ◆ 「こととか」が生まれるまで「こととか」が生まれたのは、福島県の西会津国際芸術村
こととかはエポケーを愉しむところ。
読書記録 No,39 「古代日本正史~記紀以前の資料による~」 著者 原田 常治 初版発行 1976年9 メモ ここ1年で一番の本。
先日1週間と少し滞在をしました。久しぶりの滞在でした。 滞在の目的は当初予定していたものから変わり、一言で言えば西会津の風をもう一度身体で感じ、西会津という場所に対して思っていたことを一度解体し再構築するための滞在となりました。 具体的にやったこととしては、ゼンリンの住宅地図を持参してうろうろする、ということでした。当初は西会津の全戸を回ろうという目標を立てていたのですがそれは適いませんでした。しかし、地図をもってうろうろすることでこれまで見えていなかったいくつかのことが
2021年7月 本焼き10回目。 黒いマット釉薬。 1230℃ 10時間 記憶や過去が滲む黒。 台風予報。 「黒い雨」訴訟 住民勝訴のしらせ。 1200度をこえる温度を10回以上経験した器。
読書記録 No,38 「動的平衡 3~チャンスは準備された心にのみ降り立つ~」 著者 福岡伸一 初版発行 2017年12月 メモ 複雑に複雑に絡んだ糸の結び目をほんの少しだけ解せたかなというのが現代の科学の立ち位置。 生命の物語はまだまだ続く。
読書記録 No,37 「原点 THE ORIGIN~戦争を描く、人間を描く~」 著者 安彦良和 / 斉藤光政 初版発行 2017年3月 メモ この本を読んで思ったことは、矛盾こそあらゆる創造の源なんじゃないかということ。
読書記録 N,36 「世界は複製でできている~共通性から生まれる多様性~」 著者 武村政春 初版発行 2013年4月 メモ "オリジナル"とか"個性"とかってそう大事にするようなものでもないのかもしれない。
読書記録 N,35 「芸術とスキャンダルの間~戦後美術事件史~」 著者 大島一洋 初版発行 2006年8月 メモ コピー商品について考えていて、手にとった一冊。 ふふっと笑える(当事者たちは笑えない)いい本だと思う。
読書記録 No,34 「情緒から論理へ」 著者 鈴木光司 初版発行 2009年3月 メモ 鈴木さんのことばは一貫して論理的だし、マッチョ。 それが人をひっぱっていくことばなんだなって。
読書記録 No,33 「茶陶見どころ勘どころ」 著者 岡田宗叡 初版発行 1976年1月 メモ 白黒写真の資料って案外いいかも。色が無い分、形や質感に目がいく。 そいういえば誰かが1980年以降に生まれた世代はビジュアル主義世代だ、みたいなことを言っていた。(私は1982年生) 日本の一般家庭にカラーテレビが普及したのがちょうどその頃。
読書記録 No,32 「アースダイバー」 著者 中沢新一 初版発行 2005年5月 メモ 読後に近所の地図をまじまじと見てみた。面白い。
読書記録 No,31 「美の奇神たち~梅原猛対話集~」 著者 梅原 猛 初版発行 2013年3月 メモ 水木しげるさんとの話は最高。こういう会話って誰かに聞かせるためのものではないからこそ面白い。
読書記録 No,30 「エッヂエフェクト~界面作用~」 著者 福岡伸一 初版発行 2010年7月 メモ 個人的には桐野夏生さんと鈴木光司さんとの対談が特に印象的。
読書記録 No,29 「動的平衡2~生命は自由になれるのか~」 著者 福岡伸一 初版発行 2011年12月 メモ まだまだ続く生命のおはなし。 "生きる"というこの巧妙な仕組みを一体誰がどうデザインしたのやら。
2021年6月 本焼き9回目。 萩と乳白の釉薬。 1220℃ 10時間 水の張られた田んぼ。 カエルの鳴き声。 週間予報の雨の少なさ。 夕暮れの長さ。