若者とホラー
始めに
前回記事の毒の部分を堪えつつおよそ1週間前後が立ちました。
前回記事↓
まぁ、簡単に言うと女性は良いけど女の子ってジャンルはマジワカンネ。
そこから想像してなかった事がいくつか出てきたので今回の話のネタにしようかと思った次第です。
発端
これはびっくりした事でしたが前回の記事で生意気な事を言ってた例のガールが昼過ぎに出所。
その際に怖い夢を見て心細かったから家からぬいぐるみ?を連れて来た事。
なんていうか・・・・ボディシャンプーを二回り位大きくした感じのサメのぬいぐるみを抱えていたのが印象的でした。
まぁ、そういうお給料をもらって作業する様な場所に昼過ぎから堂々の登場な上にぬいぐるみ抱えてドヤ顔で理由説明。
あの謎のサメを連れて来て自分のデスクに居座らせる事が当然の様なスタイルは自分の中の常識を破壊するには十分な破壊力でした。
以前の会社で
正直、前の会社で現場仕事をしてる際は様々な事故事例が届きました。
ある程度会社組織の規模が大きくなれば下請け業者の事故災害なんかも報告が来ます。
結構大きい現場ともなると災害人数的なものが表に張り出されてカウントされたりしていました。
印象的なのは新年、現場に初出社した際に現場代理人の爺様のスピーチ。
大体自分が居た現場での死亡者カウントは毎年20人前後でした。
そして爺様のスピーチで毎年ほぼ必ず出てくるのが
「今年こそは死亡災害を0にしましょう!」
自分はそういった災害を食らう事のない位置から笑顔でとりあえず言っておけばいいみたいな雑なコメントが当時から本当に許せなかった。
今でも覚えてるのがある現場作業で忙しかった時期に黒服の夫婦が沈殿池だったかの前で花を置いて拝んでいた事。
当時はブラック作業に真っ青な状態で邪魔だなぁ・・・・ってイライラしながら書類作業に追われていた事を思い出します(現場で採ったデータを顧客様に見せる為に貯まったデータを整理中)
中にはデータが未記入な部分があったりして顧客様に都合のいい日を確保してもらってデータ再収集やらとバタついてる時期にあの黒服の夫婦が来たのです。
後に分かった事ですがその黒服の夫婦は花を置いて拝んでいたあの沈殿池だかで息子が亡くなって4年目だかで毎年来てるそうです。
まぁ、あの時の自分は余裕がなくて「邪魔だからもっと端でやってくれないか?」っという気持ちで一杯だった事は今でも覚えています。
そんな会社を辞めて引きこもって最近社会復帰訓練を始めた訳ですからもう10年位前の話ですけど。
年間20人前後亡くなってる、そんな中で明日の自分がその仏様の仲間入りを果たす可能性がある。
そんな余裕が無い時期の話。
そして現在
そんな生活から今の事業所で作業してた自分に怖い夢を見ちゃったからお気に入りのサメマスコット連れて来ましたは衝撃でした。
まぁ、それだけならここまで色々書いて記事にする事もなかったです。
問題はこの後。
件のサメガールは昼頃からの出所で残業して行くとの事で自分は先に帰ったのです。
翌日。
・・・・・
奴が居る・・・・
いや、奴だけが居るっと言った方がいいのでしょうか・・・・
件のサメガールの席にサメだけが居るのです!
言い方を変えましょう。
サメガールが出所してないのにお気に入りのサメだけが彼女の席に居るのです!
まぁ、端的に置いて帰られた事だけは分かります。
分かりますがそうじゃない!
それだけ怖い夢を見て、怖いから連れて来たお気に入りのお友達を・・・・
彼女は置いて帰ったのです。
そして先日の金曜日。
あのサメはそこに居るのが当然の様に彼女の置いて帰られたのです・・・・
正直、あのつぶらな瞳にデフォルメされつつも口元に血の跡を表現した赤いフェルト。
大事にされつつも椅子に置いて行かれるそれと目が合った時・・・・
とても怖くなるのです。
感想
いやぁ・・・・自分も上の世代からすれば結構若い若いと思ってたけど・・・・
最近の若い子の考える事は真面目に分からないねぇ・・・・
どこをどうやったら怖い時に離したくない大事なお友達を外に放置していけるのかおじさんは理解出来ないよ・・・・
遠目から見るに口元にファスナーがついてる程度の普通のぬいぐるみだよ?
ただね・・・・
どうしても昔見た映画のグレムリンやチャッキー人形とかが頭から離れなくてさ・・・・
それに実際現場で亡くなった人達の話を多く聞き過ぎてしまった所もあって怖い!
それとは別に・・・・
普段から会話で色々叩かれて来た自分としては会話に対して所謂遊〇王の罠カード的なものを仕掛ける事が多くなった。
例えば前回の事業所で揉めた際も
「自分は周知徹底で周りに連絡していたはずですがあなたは何故していないのに自分しか知らない情報を武器に攻撃してくるのですか?」っ的な感じ。
相手が仕掛けて来た内容に、過去の自分はルールを守った上で今話しています。
あなたはしていないのに言う権利があるのですか?
っと言った様なカウンターで相手を封殺する事が多いです。
別段使う必要がないものは伏せたまま言わずに終わらせる事が多いですが先日の会話では別の方と揉めてる最中に横やりが飛んで来たので申し訳ないがいわゆる罠カードの餌食になってもらった。
前々から記事で書いてますが母親は今でも障がい者紛いの兄に怒られ謝罪や土下座をしています。
区役所から家族一人一人に相談員が付くレベルで楽しい事になっている家族です。
母親が兄の話で愚痴を言う度に自分は冷たい手でそっと首を絞めるのです。
「その愚痴知ってるよ?20年位前から僕が言ってたよね?やっとわかってくれて嬉しいよ」って。
そうすると決まってあの方はごめんとかすまなかったと心にもない謝罪をするのが印象的です。
心にもないと言うのは簡単で同じ話での愚痴は二度、三度といった簡単な回数の次元じゃないからです。
兄は怒鳴り散らし、謝罪やらを要求するから母親は今でもその陰に怯えて記憶に残ってる様ですが自分の様な印象に残らない有象無象の事などすぐに忘れてしまわれるのでしょうな。
だからその度に過去の話から順番に思い出させて差し上げるのですがどうも謝罪の一手で逃避行される。
まぁ、簡単に言っていいのであれば
「そんな一言で済ませると思うなよ?」
って所だよね。
流石にかわいそうだから追撃で言葉でリンチする様な真似はしてないけど。
兄の障がい者紛いについては簡単で・・・・
人に気をつかうとか無理!って何やら自分の障がいを色々語って下さるのは結構なのですが・・・・
何かあった際に
「弟のお前ならもっと気をつかってくれると思ってた!」
ふむふむ・・・・
気をつかう事が出来ない割に・・・・
あなたの思う気のつかい方が出来てれば今回の問題は起きなかったと・・?
よく気のつかい方を知ってるじゃないか?
まぁ、そんなやり取りが続いた結果行き着いた結論がそれ。
要はそんな面倒な事をしたくないからそういう障がいなんです!って盾を作ってるだけ。
仮にその手の障がいだったとして、それだったらもっと謙虚に生きてるはずだよね。
だって最初からハンデを抱えて周りにサポートしてもらわないと一般人と同じ生活が出来ません><って状態でどうして障がい者手帳の印籠を片手に暴れまわる水戸黄門ごっこが出来る!?
前に彼が信号無視で警察に捕まった際に身元引受人の書類を書いて引き受けさせていただいたのは自分だったと記憶してるのですがどうして出来ないから周りがやってくれて当然のスタイルを未だに続けれるのでしょうか・・・・
まぁ、あの母親が兄弟皆平等って言いながら彼を甘やかせ過ぎた結果だとは思いますけど。
あー・・・・話がそれてしまった。
まぁ、そんな自分の冷たい気持ちが置いて行かれたサメと重なる瞬間があるのです。
そして思うのです。
先日チャットワークで揉めた一件ももしかしたら本当に悪意とか悪気が全くない無邪気な産物だったのかも知れない・・・・っと。
そうなった時・・・・サメから聞こえるのです。
「どうして置いて行ったの?あなたの心の支えじゃなかったの?・・・・
どうして自分を置いて行ってあなたは笑顔でいれるの?」
もしかしたらあのサメはもう一人の自分だったのかも知れません。
そしてそんなホラーに自分が片足を突っ込んだレベルになってる事・・・・
これこそが怖さの根底にある様な・・・・そんな気がしたお話。
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