第2回昆虫食の会 〜いろいろな加工品の試食〜
前回「第1回昆虫食の会」が好評だったため、先日第2回を行いました。
昆虫食の加工品
前回は畑で捕まえたバッタやコオロギなどを素揚げしていただきましたが、今回はどんな加工品があるか、ちょっとずつ試食してみました。
用意したのはこちら、
それぞれどこから入手したかというと、
長野県伊那市
に行って買ってきた、
・イナゴの田舎炊き
・蜂の子田舎炊き
・蚕のさなぎ田舎炊き
・ザザムシ
・塩漬けキイロスズメバチの蜂の子
・蜂の子せんべい
昆虫食で有名なつかはらさん。看板にでかでかと虫の文字が。
こちらはグリーンファームさん。加工品がずらり。
イナゴの試食もできました。
東京にある昆虫食販売店TAKEOさん
で買ってきた
・タガメサイダー
・ワームチョコレート
・コオロギスナック
店内にはおしゃれに商品が並べられていました。
タガメの香り見本。この香りを嗅いだのは衝撃的な体験でした。。。
TAKEOさん、メインはオンラインでの販売みたいですね。
徳島大学発ベンチャーの「株式会社グラリス」さん
から取り寄せた
・Cricket Bread (コオロギ粉末の入ったパン)
おしゃれな缶に入っています。
環境に良いことを示す表示も。
徳島大学は昆虫食の研究に力を入れているようで、今度無印さんから共同開発したコオロギせんべいが出るみたいですね。
試食会
それらを食べてみました。
まずはタガメサイダーで乾杯し、試飲。
「え、タガメってこんな香りなんだ!」と皆様驚かれていました。
次に、それぞれ食べたいものを試食。
これは美味しい、ご飯が進む、といった声がちらほら。
「ザザムシは貝っぽい」
「コオロギはお酒のつまみにいいなぁ」
「チョココーティングするとワーム感なくなるな」
などなど。
大変楽しめました!
昆虫食の可能性
2013年にFAOで昆虫食のことが取り上げられてから昆虫食、昆虫食と叫ばれていますが、これからどんな風に進むんでしょうか。
昆虫の食糧保障、暮らし そして環境への貢献
これから食糧危機になっていくことは確実性が高いのかなぁと思いますので、どんな形であれ昆虫は食材として一般的にはなるのではないでしょうか。
学生のグループもあるくらいです。
まず昆虫と言っても色々いて、昆虫食の会社が力を入れている食材は様々です。
一番オーソドックスなのは、無印さんも始めるコオロギでしょうか。
パウダーにしたり、出汁をとったり期待ができる食材です。
他にも、今年の1月から3月末まで蚕を使った料理を表参道で食べられるそうです。
これからの昆虫食の展開に期待ですね!それでは!
※当園コトモファームは野菜作りを学ぶ・楽しむ体験農園で、会員になった方は昆虫を食べないといけないなんてことはありません(笑
しかし、「飢餓をなくす」という当園の理念上、昆虫食には強く関心があります。
書いた人:山田直明
岡山県出身。北海道大学卒業。弓道参段。卒業後大手メーカーにてマーケティング部に所属。会社に勤めながら体験農園に通い、野菜作りの面白さを知る。会社を辞めた後、神奈川県藤沢市の有機農家相原農場にて農業研修を受ける。その後、株式会社えと菜園、NPO法人農スクールに所属。現在は、首都圏の農業を使った就労支援プログラムの講師を務める。
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