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離職率の考え方

子どもたちに「面白い話して!」と言われて、話をしているうちに結局は下ネタ(お尻、う○ち、お漏らし等)のワードが1番ウケる!(それこそおしり探偵とか、うんこドリル!)ということに改めて気づいて、人間って下ネタ好きだなーって思ってます(なんだかんだ大人も下ネタが好き。もちろん苦手な人もいるけど)

そんな子どものための下ネタばかり考えているわけじゃなく、仕事のことも考えてるよーアピールとして、離職率について書いてみたいと思います。


[離職率が低いことがいいことなのか?]

当たり前ですが、離職率は人を雇っていれば、どの職業にも関係してくることだと思います。

一般的(私がよく耳にする)には、

「離職率が高い=職場環境が悪い」
「離職率が低い=職場環境が良い」

です。離職率が低いと、職員が働きやすい、居心地がいいなどと捉えられることがほとんどかなーっと思っています。それ以外にも働きにくいけど、給与がいい。家族がいて年齢的に転職しにくいから在籍している。などなど人さまざまだとは思います。

高いとマイナスで低いとプラスのイメージだと思います。

本当にそうなのか?
これまではそうだったかもしれないけど(これまでも違っていたかもしれないけど)その考え方に固執しすぎてないのか?

離職率に対しての考え方を雇用する側、される側ともにアップデートしたほうがいいのかなーと思います。

優秀な人は外に出ていく(転職を繰り返して、独立する)→離職率が低いから優秀な人が残っているとは限らない

です。

長期在職者ばかりだと組織自体がアップデートされにくい(もしその組織が年功序列を重んじている場合)

です。

企業自体が常に変革を起こしていなければ、在職者が新たな経験値(変革がなくても現状維持範囲での経験値は積めるが…)を高めることは難く、特に保育園だと毎年のルーティンの中で物事を進めてしまう(形骸化してしまう)ことが多いんです。
また仕事上での付き合いといえば、子どもと保護者、あとは同僚などで、プライベートで交友関係を広めたり、情報に敏感だったりしなければ、知識や教養が偏ったものになってきやすいので、在職しているスタッフが常にアップデートされているかといえば、それは?がついちゃいます。

ましてや、色々なことが秒で変化していく時代に情報が集まりにくく、一定の情報しか仕事中に得られない職場で、なおかつこれからの未来を生きていく子どもたちに保育や教育を提供する側が、世の中の流れに疎いのは、まずいんじゃないかなーと思っています。

ずっと同じ場所でステイしていることで、園の理念方針を熟知してベテランになることももちろん凄いことだと思いますが、気をつけなければいけないことも多く、一概に離職率が低いとは言い切れない(長期在職者がいればいい職場だ。安心だ。)と思います。

他園からの転職者、他業種からの転職者が、園にとって大きな力になることは、その人によって(園の理念方針とマッチングすれば)十分あり得ます。

ということで、ごちゃごちゃしましたが、私は、離職率を園の評価の一つとして取り入れていることには疑問があります。

もっと言えば離職率を把握する必要はあるのだろうか、スタッフに働き安い環境を追い求めるのはどうだろうか、それは利用している子どもや保護者の幸せにつながるのだろうか(ベテラン保育士がいれば、確かに保護者は安心するが、それはいい保育をしているということとイコールではない。)

離職率は低い方がいいのだろうか…

現在地で私が考えていることです。

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