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私が志すSocialityー先生の卵🥚を育てる学び舎へー

小学生の書く力を育てる専門家
奈良珠季です👋

現在、Beauty Japan日本大会に向けて
日々自分自身を深め、高めています🌱✨

Beauty Japanには
↓のように7つのコンセプトがあります

Beauty
Career
Sociality
Culture
Entertainment
Independence
Fashion





今回は、私が志すSociality(社会性)
について書いていきたいと思います。

私は過去に6年間
小学校の先生をしていました。

日々、大人数の子どもたちと向き合う中で
純粋でまっすぐな目と心を向けて
くれるからこそ

グングン伸びていく面白さと
成長を見守れる嬉しさがありました。

一方で、教師としての
実力の向上を励むものの

学校現場は常に会議や研修
学校運営活動や保護者対応

業者さんとのやり取り、事務作業
授業準備などなど…

とにかくやることがいっぱい💦

だからこそ、困ったことがあると
聞けるような状況でもなければ

助けを求められるような環境でもない

ということがほとんどでした。

先生たちはその多忙さから
精神的疲労により休職を余儀なくされる

という方も少なくありません。

現に、最新の文部科学省の発表では
公立学校の先生6,531名が
精神疾患により休職をしています。

私も、過去に一時的に休職をした1人でした。

「子どもたちを育てることも大切だけど
学校現場でイキイキと活躍ができる人を
増やすことや、保つことも大切」

という意識が芽生えたのは
リアルな現場を見て感じてきたからこそだと
思っています。





私は現在、神奈川県鎌倉市で
学び舎Cotobacoという
読み解く力•書く力に特化した
学習教室を行っています。

学校の学習についていかれないお子さんや
学校に馴染めないお子さんもいれば

学校で学ぶこと以上に、高いレベルの
学習がしたいというお子さんもいます。

そのフォローや、やる気を損なわない

セーフティーネットのような大切な役割を
担っていると感じています。

開校してから約7年

お陰様で認知度も少しずつ上がり
子どもたちの学ぶ場は
少しずつ整ってきたような感覚を得ています❁


子どもたちの学ぶ場が整ってきた今
私が次に力を入れて取り組みたいこと

それが
『先生を志望する学生への支援』です。




子どもたちの日々の話しを聞きながら

どうしたら、先生が学校現場で

「教育って楽しい!!!✨」と

イキイキと活躍できるのか

退職してからも深く考えてきました。

そこで2年ほど前から取り組んでいることが

「インターンシップ制度」です

Cotobacoで行うインターンシップで
取り組むことは、主に3つ。

❶学生のうちから子どもたちとの関わりに慣れる

❷分からないことを聞く習慣をつける

❸子どもたちの変化・成長を言葉にする習慣をもつ

いざ、学校の先生になってみると
初日から一人前の先生として見られます。

企業では新人研修がありますが
学校現場では、日々の実践から
体得することの方がスタンダードです。

だからこそ

子どもたちには、どんな話し方をしたら
良いか分からない。

誰に何を聞いたらいいのか分からない。
→自分なりにやって失敗する
→周りへの負担増💦

保護者の方々とどんなふうにコミュニケーションをとったり、日々の様子を伝えたりして良いか分からない。

という人がほとんどです。

中には、先生になって
1週間も経たずに心が折れて辞めてしまう
なんてケースを聞くことも少なくありません。


私は、これを解消したくて

先生を志望する学生には
Cotobacoの子どもたちとの交流や指導から
学んでもらっています。





実際にCotobacoで1年半
インターンシップをしてくれた
24歳のKくんは

現在、公立小学校の先生として
活躍をしています。

Cotobacoに時折帰ってきて
話してくれる数々のエピソードは
子どもたちの心に寄り添ったものばかり。

Cotobacoで活動記録を書いていたからこそ
保護者の方へ子どもの様子を伝えられるようになったと話しをしてくれます。


彼が担任をしているあるお子さんは
友だちとのコミュニケーションが
うまくとれないときに

「僕なんていなくなればいい」

と言い自傷行為をしてしまう
そんな日々が続いていたそうです。


先生である彼は
お母さんと毎日連携をとり

子どもの得意を見つけて
そこから指導を深めていくこと

1日の目標を立て、振り返りの時間も設けるなど、1年間丁寧に向き合ったことで…

今では

「先生に会うことが楽しみ」と

毎日笑顔で学校に通っているそう。

お母さんはこの状況を
「奇跡だと思っている。」と
話して下さるそうです。

Kくんの話を聞いていると

先生を目指したいと思う学生が
先生になる前から、教育というものに
触れることで

「教えてるってこんなに楽しい仕事なんだ」
と夢をもてるきっかけになる

学校現場で働くときに
自分らしくいきいきと活躍するきっかけになる
と感じています。

そして、何よりも学校現場に出たときに
スムーズに教育者として一歩を踏み出して
自分らしく羽ばたいてほしい。

Cotobacoが大きな止まり木として
疲れたら休める場所として

そして、エネルギーを蓄えて
思いっきり羽ばたける存在となるように。

どんなときにも、先生たちが
自分の理想の教育者に戻れる場所でありたい。

今は、そんなふうに思っています。





子どもの基盤を作るのは
日々の学校教育です。

その学校で長時間過ごす
身近な大人である先生が

楽しくイキイキと
良い影響を与えられる人が増えるように。

そして、即戦力としてスムーズに
学校教育の一員になっていけるように。

今後も、先生の卵である学生の応援をして
いきたいと思っています。

PS:立派に先生になった元インターン生のKくんは、学校がお休みの今日

「学ばせてください!」
と指導に来てくれました✨

インターンをしてくれたみんな
いつでも帰っておいで☺️

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