見出し画像

"きらりと光る宝石のような宿"

砂辺に打ちあがる穏やかな波。
磯の香りと共に奏でる波と砂のハーモニー。
目の前に広がる遠く長い水平線。

僕はが大好きだ。

朝も昼も夜も全部好きだが、夕暮れ時は格別。

故郷は山に囲まれ、海とはかけ離れた場所で生まれ育った。

遊ぶ場所といえば高原か川だった。

そんな環境で育った僕が、なぜ海を好きになったのかは
覚えていない。

大学も近くに海はなく、いつもワクワクを背負い原付を
走らせる。

沈む夕陽を背に風を切りながらの道のりはたまらない。

燃料が底をつきそうになった原付を止め、
静まり返った海岸に足を踏み入れる。

そして、沈みゆく夕陽を眺めながらゆったりと
自分"と向き合う。

大好きな時間だ。

そんな中、いつの日か夢を抱くようになった。

大好きな海の側に
きらりと光る宝石のような宿"を構える。
満点の星空の下で、きらりと光を放つ
宝石箱"のような空間を。

誰もが気軽に立ち寄れ、ほっと一息つけるような場に。

合鍵は"旅"。

お酒片手に旅の疲れを癒してもらう。

たまに小さな演奏会とかもしたいな。

今までの旅の経験からゲストハウスの可能性の
大きさに気づいた。

見ず知らずの人々がひとつ屋根の下で語り合う。

旅の情報共有、人生経験、将来の夢、時に恋愛話。

初めましてとは思えないほどに話が弾み、いつの間にか
"また会いたい"そう思える関係になっている。

出逢い"。

ゲストハウスの醍醐味のひとつだ。

本当に幸せだった。

次はその幸せの空間を提供する立場になりたい。

大好きな海と共に最幸の時間を。


今は就活がひと段落し、最後の学生生活を
謳歌してる途中だ。

就職先は海やゲストハウスとは一切関係の無い環境で
あるが、お金と時間に余裕ができたら挑戦してみたい。

それでは

宝石箱"で待ってます✌️

(福岡県/糸島市:二見ヶ浦海岸)

(長崎県/長崎市:野母崎夫婦岩)

(鹿児島県/阿久根市:脇本海岸)

(宮崎県/宮崎市:青島海岸)

(佐賀県/唐津市:波戸岬海岸)

(大分県/豊後高田市:真玉海岸)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?